「ワインがわかるようになったらかっこいいなぁ」というミーハーな気持ちから、一念発起して挑戦を決めたワインエキスパートの資格。受験料も決して安くはないため、できることなら一発で合格したいものです。
私はもともと、毎日のようにワインを飲むタイプではありませんでした。むしろ月に1回飲むか飲まないかというレベルで、決してワインに詳しかったわけではありません。しかし、そんな状態からでも1次試験の3ヶ月前から勉強を開始し、ストレートで合格を果たすことができました。
出題範囲が非常に広く、独学では苦戦しやすい資格ではありますが、ポイントを押さえて効率的に対策すれば、働きながらでも確実に合格を狙える資格です。ストレート合格を掴み取った私の経験をもとに、資格の概要から、実際に愛用したおすすめの参考書、効率的な勉強法までを網羅して解説します。
ワインエキスパートの資格概要
ワインエキスパートとは、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)が認定する、ワインの知識やテイスティング能力を証明する資格です。
ワインの資格といえば「ソムリエ」が有名ですが、ソムリエ資格を受験するにはワインに携わる飲食業などの実務経験(3年以上)が必須となります。この業務経験を持たない一般のワイン愛好家に向けて用意されているのが「ワインエキスパート」です。試験の出題範囲や難易度は、ソムリエ試験とほぼ同等となっています。
| 項目 | 試験概要 |
|---|---|
| 試験時期 | 【1次試験】7月下旬〜8月下旬(期間内で任意選択) 【2次試験】10月中旬 |
| 受験方法 | 【1次試験】CBT方式(パソコン上での選択式回答) 【2次試験】テイスティング(記述・マークシート) |
| 受験会場 | 【1次試験】全国47都道府県の指定テストセンター 【2次試験】ソムリエ協会が指定する全国主要都市の特設会場 |
| 受験費用 | 【一般受験】1回受験:32,900円 / 2回受験:37,800円 【会員受験】1回受験:23,700円 / 2回受験:28,600円 |
| 受験資格 | 20歳以上の成人(職歴・実務経験は不問) ※詳細は一般社団法人ソムリエ協会公式サイトを参照 |
ワインエキスパート試験は1次試験(筆記・CBT)と2次試験(テイスティング)で構成され、双方をクリアすることで正式に認定されます。ソムリエ試験にある3次試験(サービス実技)はありません。試験は年に1度しか実施されないため、スケジュールを見据えた事前の準備が重要になります。
💡 1次試験の「2回受験」について
1次試験は保険として「2回受験」を選択することも可能です。私は2回受験を申し込みましたが、結果的に1回目で合格できました。その場合、2回目の受験は不要になりますが受験料の返金はありません。また、ソムリエ協会に入会すると受験料が割引されますが、入会金(10,000円)と年会費(15,000円)が別途かかるため、「一般受験」を選ぶほうがトータルの費用は抑えられます。
【1次試験対策】分厚い教本を捨てて効率重視で突破する
1次試験の出題範囲は、申し込み後にソムリエ協会から送られてくる公式の「ソムリエ教本」から出題されます。しかし、この教本は文字通り電話帳並みに分厚く、文字の羅列がびっしりと続いており、読み解くだけでも膨大な時間がかかってしまいます。

さらに、統計データや生産量ランキングなどが毎年更新されるため、必ず受験する年の最新教本(最新データ)で勉強する必要があります。
私は同時期に世界遺産検定1級の受験も控えていたため、この教本をすべて精読するのは不可能だと判断しました。そこで、徹底的に効率を求めて以下のテキストと問題集、Webサイトをフル活用しました。
1次対策おすすめテキスト・問題集

教本をほとんど開かずに1次試験を突破できたのは、杉山明日香さん著の『ソムリエ試験対策講座』のおかげです。教本の内容が限界まで凝縮されており、出題率の低い部分は綺麗にカットされています。重要なキーワードは赤字でまとめられ、文字の羅列だった部分が美しい表や地図帳に落とし込まれているため、視覚的にすんなり頭に入ります。
試験は全体の6割〜7割を正解できれば合格ラインに達するため、満点を目指すのではなく「合格に必要な知識」を最短で手に入れるツールとして、これ以上の参考書はありません。毎年最新の教本に合わせて4月頃に発売されるため、必ず最新版を手に入れてください。
テキストを一通りインプットしたら、すぐにアウトプット(問題演習)に移りましょう。試験までにどれだけ多くの問題をこなしたかが勝負を分けます。私は同シリーズの問題集を5周ほど解き、徹底的に基礎を固めました。
1次試験を盤石にするおすすめWebサイト
公式のCBT試験では、何万問もの膨大なデータベースからランダムに問題が出題されます。書籍の問題集(500問程度)だけでは網羅しきれないため、私は「ワイン受験.com」というオンライン学習サイトを活用しました。
東京の有名ワインスクール講師である山崎和夫さんが運営するサイトで、出題傾向が緻密に分析されています。実際のCBT試験と同様に、アクセスするたびに選択肢がシャッフルされた異なる模擬試験に挑戦できます。年間利用料は5,500円かかりますが、何冊も問題集を買い足すよりも圧倒的に費用対効果が高く、私は試験までにこのサイトの模擬試験を10回以上解いて本番に臨みました。
1次試験当日の流れと注意点
当日の持ち物は、本人確認証のみでOKです(事前に受験票などの郵送はありません)。指定のテストセンターに到着後、本人確認を済ませるとロッカーにすべての手荷物を預けるよう指示されます。筆記用具を含め、試験室への持ち込みは一切不可です。
パソコンの画面に指定のIDとパスワードを入力すると試験がスタートします。全120問の回答を終え、画面上の「終了」ボタンをクリックすると、その場で即座に画面に合否が表示される仕組みになっています。部屋を出る際に合否通知書印刷シートを受け取り、そのまま帰宅となります。
【2次試験対策】ただ飲むだけでは落ちる?合格の本質と出題傾向
1次試験を無事に突破すると、いよいよ2次試験(ブラインドテイスティング)の対策が始まります。「2次試験って具体的に何をすればいいの?」とネットで検索しても、具体的なロードマップが見つからずに不安を抱えている方は非常に多いのではないでしょうか。
テイスティング試験と聞くと、「とにかくたくさんワインを飲んで、ブドウ品種や生産国を見事に言い当てられれば合格できる」と思われがちです。しかし、実はここに大きな罠があります。
品種当てゲームではない。配点比率は「コメント欄」が握る
2次試験の実態は、品種を当てるゲームではなく、ソムリエ協会の教本に準拠した「官能表現チャート」の選択肢を正確にマークしていく記述試験です。
例年のマークシートでは、以下のような膨大な要素から、出題されたワインに合致する言葉を選びます。
- 外観:清澄度、色調、濃淡、粘性、外観の印象
- 香り:第一印象、果実・花・植物、香辛料・芳香・化学物質、香りの印象
- 味わい:アタック、甘味、酸味、苦味、バランス、アルコール度数、余韻
これらに加えて、最終的な「総合評価」「供出温度」「グラスの大きさ」「収穫年」「生産国」「ブドウ品種」を回答します。重要なのは、品種や国名よりも「外観・香り・味わい」のコメント欄の方が圧倒的に配点比率が高いという事実です。
たとえ品種の回答を外してしまっても、その品種が持つ典型的な特徴コメント(例:ソーヴィニヨン・ブランなら「柑橘系・石灰」、ピノ・ノワールなら「ラズベリー・なめし皮」など)を正確にマークできていれば、十分合格点をクリアできる仕組みになっています。
2次試験で狙われるワインの「3大条件」
普段から高いワインや、こだわり抜かれた混醸(ブレンド)ワインを頻繁に嗜んでいる方ほど、2次試験で迷子になりやすいです。なぜなら、2次試験に出題されるワインには、全国共通の試験会場で同一品質のものを大量に用意する必要があるため、独自の明確な「出題傾向」が存在するからです。
🍷 2次試験に使われやすいワインの共通点
- ブレンドされていない単一品種のワイン(品種の特徴が綺麗に出ているもの)
- 2,000円〜3,000円前後の流通量の多い定番ワイン(高価すぎるワインは出ない)
- 世界中で大量生産され品質が安定しているワイン
つまり、2次対策として練習すべきなのは、個性的で贅沢な高級ワインではなく、「品種の教科書通りの味わい」を宿した2,000円台の定番ボトルなのです。
2次試験対策のバイブルとなるおすすめ参考書

教本では、この「どんな香りを感じ取った時に、マークシートのどの言葉を塗りつぶせばいいのか」という具体的な連動まで細かく記述されていません。特に赤ワインの甘味・酸味・タンニン分の表現方法は、言葉の一般的なイメージと少しズレている部分もあるため、頭の整理が必須です。
私がテイスティングを言語化するために心の底から頼りにしたのが、久保将さん著の『ワインテイスティングの基礎知識』です。香りの具体的な捉え方や、各ワインのキャラクターが非常に分かりやすく細分化されており、巻末には品種ごとの模範解答例もついています。独学でブラインド対策をするなら必携のバイブルです。
効率的なワインセットの選び方&スクール活用法
テイスティングの判断基準を学びつつ、同時に「出題傾向に合致したボトル」を実際に飲んで体感していきましょう。とはいえ、近くの酒屋で条件に合うワインを自力で探すのは至難の業です。
そこでおすすめなのが、日本最高峰のワインスクールである「アカデミー・デュ・ヴァン」が運営するオンラインショップです。試験シーズンになると、過去の傾向を完全に網羅した「2次試験対策基本品種ワインセット」が毎年販売されます。
このセットの凄さは、スクールの人気講師陣によるマークシートの模範解答・解説シートに加え、撮り下ろしのテイスティング動画まで付属している点です。自宅にいながらにしてスクールさながらの質の高い答え合わせができるため、独学受験生の強い味方になります。
\ 過去の出題傾向を完全網羅 /
なお、私は周囲にワイン仲間がおらず、自宅で1人で何本もボトルを開けることに限界を感じたため、直前の2ヶ月間はスクールの単発講座も直接利用しました。一度に多種類の品種のグラスを比較でき、プロから直接「拾うべき香り」の感覚を教えてもらえるため、最短ルートで合格圏内へ滑り込みたい方には非常におすすめです。
\ 初心者向けのお試し無料体験レッスンも実施中 /
以下に、私が実際に数多くの品種を飲み比べ、2次試験のマークシート形式に沿ってまとめた主要品種の模範コメントデータベースを公開します。テイスティング対策のバイブルとしてご活用ください。
白ワイン主要品種のテイスティング・データベース

1. フランス産シャルドネ(シャブリ)
シャルドネは世界中で栽培されるニュートラルな品種だからこそ、産地の特徴を見極める必要があります。フランス・ブルゴーニュの「シャブリ」に代表される冷涼地域のシャルドネは、非常にシャープでミネラリーな風格を持ちます。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:淡い / 粘性:やや強い / 印象:若々しい、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:控えめな / 果実等:柑橘類、青りんご、リンゴ、すいかずら、アーモンド、ミント / 化学物質:石灰、火打石、貝殻、ヨード / 印象:嫌気的な、第1アロマが強い |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:しっかりとした / 苦味:旨味をともなった / バランス:溌剌とした、ドライな / アルコール:中程度 / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | エレガントでミネラリーなワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:中庸 |
2. ニューワールド産シャルドネ(オーストラリア等)
温暖な地域で作られるニューワールドのシャルドネは、豊かな果実味と樽熟成によるリッチな香りが最大の特徴です。外観の段階から粘性が強く、黄色みが強く出ます。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:レモンイエロー、イエロー / 濃淡:淡い / 粘性:強い / 印象:若々しい、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:リンゴ、洋なし、白桃、くるみ、アーモンド、白バラ / 木樽由来:トースト、バター、ヴァニラ / 印象:ニュートラル、複雑性のある |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:やさしい / 苦味:コクを与える / バランス:まろやかな、ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | 成熟度が高く、豊かなワイン / 供出温度:11〜14度 / グラス:中庸 |
3. フランス産ソーヴィニヨン・ブラン(ロワール)
爽やかなハーブや石灰のようなミネラル香を放つ、ロワール地方の代表品種。厚みとふくよかさがありつつも、味わいは非常にドライでストレートな酸が芯に通っています。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:淡い / 粘性:やや強い / 印象:若々しい、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:柑橘類、青りんご、メロン、マスカット、すいかずら、ヴェルヴェーヌ / 植物・鉱物:石灰、コリアンダー、香木、花の蜜 / 印象:若々しい、嫌気的な |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:しっかりとした、ストレートな / 苦味:旨味をともなった / バランス:溌剌とした、ドライな / アルコール:やや強め / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | エレガントでミネラリーなワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:中庸 |
4. ニュージーランド産ソーヴィニヨン・ブラン
フランス産に比べて圧倒的に香りが強く華やかです。パッションフルーツやグレープフルーツの凝縮されたアロマが立ち上ります。試験では南半球の若いヴィンテージが出題されやすい傾向にあります。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:淡い / 粘性:やや軽い / 印象:若々しい、軽快な |
| 香り | 第一印象:強い、華やかな / 果実等:柑橘類、青りんご、パッションフルーツ、すいかずら、メロン / 鉱物等:貝殻、石灰、火打石、香木、ヨード / 印象:若々しい、第1アロマが強い |
| 味わい | アタック:やや軽い / 甘味:ドライ / 酸味:しっかりとした / 苦味:控えめ、穏やかな / バランス:スリムな、スムースな / アルコール:中程度 / 余韻:やや短い |
| 総合評価 | シンプル、フレッシュ感を楽しむワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:中庸 |
5. フランス産リースリング(アルザス)
外観はソーヴィニヨン・ブランに酷似しますが、最大の違いは酸の質と特有のミネラル香(ペトロール香)です。ドライで非常にタイト、スマートな余韻の短さを持ちます。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:淡い / 粘性:やや軽い / 印象:若々しい、軽快な |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:柑橘類、青りんご、リンゴ、すいかずら、アカシア、菩提樹(ペトロール) / 鉱物等:石灰、火打石、コリアンダー、香木 / 印象:若々しい、第1アロマが強い |
| 味わい | アタック:やや軽い / 甘味:ドライ / 酸味:しっかりとした / 苦味:控えめ / バランス:スリムな、スムースな / アルコール:やや軽め / 余韻:やや短い |
| 総合評価 | エレガントでミネラリーなワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:中庸 |
6. フランス産ミュスカデ(ロワール)
極めて色が淡く、ニュートラル(悪く言えば個性に乏しい)な品種。澱の上で長期間熟成させる「シュル・リー製法」が多用されるため、パン(パン・ドゥ・ミ)のような独特のイースト香と澱由来の旨味が隠し味になります。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:淡い(白ワインの中で最も淡い傾向) / 粘性:やや軽い / 印象:若々しい、軽快な |
| 香り | 第一印象:控えめな / 果実等:柑橘類、青りんご、リンゴ、すいかずら、アニス / 特徴香:パン・ドゥ・ミ(イースト)、石灰、火打石、ヨード / 印象:若々しい、第1アロマが強い |
| 味わい | アタック:やや軽い / 甘味:ドライ / 酸味:爽やかな / 苦味:深みを与える、旨味をともなった / バランス:スリムな、スムースな / アルコール:やや軽め / 余韻:やや短い |
| 総合評価 | シンプルでフレッシュ感のある、エレガントでミネラリーなワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:小ぶり |
7. フランス産シュナン・ブラン(ロワール)
濃い黄金色に近い外観を持ち、蜂蜜や熟した花梨のような甘美でアロマティックな香りを放ちます。同じく華やかな「ヴィオニエ」と混同しやすいですが、シュナン・ブランは強固でしっかりとした酸味を備えている点で判別します。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:レモンイエロー、イエロー / 濃淡:やや濃い / 粘性:やや強い / 印象:成熟度が高い、濃縮感が強い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:洋ナシ、花梨、白桃、アプリコット、マンゴー、アカシア、白バラ / 特徴香:石灰、火打石、ハチミツ、香木 / 印象:第1アロマが強い、複雑性(complex)のある |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:まろやかな / 酸味:しっかりとした / 苦味:旨味をともなった / バランス:ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | 成熟度が高く、豊かなワイン / 供出温度:11〜14度 / グラス:中庸 |
8. 日本産 甲州
日本を代表する固有品種。ミュスカデに似て非常に淡く、グレーがかった独特の薄いトーンが特徴です。アルコール度数が低くサラッとした軽快なアタックですが、ミュスカデ同様「シュル・リー製法」によるパン・ドゥ・ミ(イースト香)や、時に日本酒の酒粕のような和の風味を湛えています。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:グリーンがかったレモンイエロー / 濃淡:薄い(グレーがかった淡さ) / 粘性:さらっとした / 印象:若々しい、軽快な |
| 香り | 第一印象:控えめな / 果実等:柑橘類、青りんご、リンゴ、スイカズラ、ミント、ヴェルヴェーヌ / 特徴香:パン・ドゥ・ミ、石灰、火打石、コリアンダー、ヨード / 印象:若々しい、第1アロマが強い |
| 味わい | アタック:軽い / 甘味:ドライ / 酸味:しっかりとした / 苦味:旨味をともなった / バランス:溌剌とした、ドライな / アルコール:軽い(度数が低い) / 余韻:短い |
| 総合評価 | シンプルでフレッシュ感を楽しむワイン / 供出温度:8〜10度 / グラス:小ぶり |
赤ワイン主要品種のテイスティング・データベース

1. フランス産メルロ(ボルドー)
まろやかで肉厚なボディを持つボルドーの主役。ブルーベリーやカシスのような黒系果実の凝縮感に、コーヒーやカカオ、精度を高める「獣」を思わせる複雑なスパイスが絡み合います。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ、深みのある / 輝き:輝きのある、落ち着いた / 色調:ガーネット、ダークチェリーレッド、縁が明るい / 濃淡:やや濃い / 粘性:強い / 印象:成熟度が高い、濃縮感が強い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、干しプラム、ゼラニウム、ローリエ、腐葉土 / スパイス等:乾いた肉、ロースト、コーヒー、カカオ、ナツメグ、シナモン / 印象:熟成感が現れている、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:円みのある(穏やか) / タンニン分:ヴィロードのような(滑らか) / バランス:豊満な、肉厚な / アルコール:やや強め / 余韻:長い |
| 総合評価 | 熟成度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:事前30分前 / 供出温度:17〜20度 / グラス:大ぶり |
2. フランス産ピノ・ノワール(ブルゴーニュ)
赤ワインの中で突出して色調が「明るく透明感のあるルビー」なのが最大の特徴です。なめし皮や肉の官能的なアロマと、緻密でストレートな酸が美しい骨格を作ります。タンニンが穏やかなため、デカンタージュは「必要なし」とするのがセオリーです。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:ルビー、ラズベリーレッド、縁が明るい / 濃淡:やや明るい / 粘性:やや強い / 印象:若い状態を抜けた、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている、チャーミングな、華やかな / 果実等:ラズベリー、ブルーベリー、バラ、スミレ、紅茶、ローリエ / 特徴香:肉、なめし皮、シナモン、ナツメグ、ヨード / 印象:第1アロマが強い、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライな / 酸味:ストレートな / タンニン分:緻密 / バランス:ふくよかな / アルコール:中程度 / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | エレガントで余韻の長いワイン / デカンタージュ:必要なし / 供出温度:17〜20度 / グラス:中庸(またはブルゴーニュ型) |
3. アメリカ産ピノ・ノワール(オレゴン等)
フランス産と同じく明るい外観ですが、ニューワールド特有の温暖な気候を反映し、粘性がグッと強くなります。イチゴジャムのような甘やかな第一印象と、なめらかで円みのある優しい酸が広がります。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:紫がかったルビー、縁が明るい / 濃淡:明るい / 粘性:やや強い / 印象:成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:イチゴ、ラズベリー、バラ、ゼラニウム、ドライハーブ、紅茶 / 動物・鉱物:血液、肉、ナツメグ、シナモン、ヨード / 印象:若々しい、第一アロマが強い |
| 味わい | アタック:やや軽い / 甘味:ドライ / 酸味:なめらかな、円みのある / タンニン分:溶け込んだ、緻密 / バランス:ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:やや短い |
| 総合評価 | 熟成度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:必要なし / 供出温度:17〜20度 / グラス:中庸 |
4. フランス産シラー(ローヌ)
シラーの代名詞ともいえるのが「黒胡椒」のピリッとしたスパイシーなアロマです。深く濃い色調、血や肉のような野生的なニュアンス、パワフルかつ引き締まった果実味が特徴です。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:紫がかったガーネット / 濃淡:やや明るい(銘柄による) / 粘性:やや強い / 印象:若々しい、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている / 果実等:ラズベリー、ブルーベリー、カシス、スミレ、ローリエ、ドライハーブ、土 / スパイス等:肉、ロースト、シナモン、ナツメグ、黒胡椒(粉末ペッパー風) / 印象:第一アロマが強い、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:なめらかな / タンニン分:サラサラとした、溶け込んだ / バランス:ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | 成熟度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:必要なし / 供出温度:17〜20度 / グラス:中庸 |
5. オーストラリア産シラーズ
フランスのシラーと同一品種ですが、オーストラリアのシラーズは圧倒的に濃縮感が高く、向こう側が透けないほどの深いダークカラー。黒胡椒のスパイス香がより鮮烈に香り、豊富なタンニンと高いアルコール感によって酸味が包み込まれています。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ、深みのある / 輝き:輝きのある、落ち着いた / 色調:ガーネット、ダークチェリーレッド / 濃淡:濃い(不透明) / 粘性:やや強い / 印象:濃縮感が強い、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:濃縮感のある、深みのある / 果実等:ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹、スーボア / 特徴香:黒こしょう(はっきりとした刺激)、ロースト、カカオ、コーヒー、ヴァニラ / 印象:熟成感が現れている、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:強い / 甘味:まろやかな / 酸味:円みのある / タンニン分:緻密 / バランス:豊満な / アルコール:やや強め / 余韻:長い |
| 総合評価 | 熟成度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:事前30分前 / 供出温度:17〜20度 / グラス:大ぶり |
6. アメリカ産 ジンファンデル
イタリアの「プリミティーヴォ」と同一品種。非常にジューシーで、かつては「ジャムトーストの香り」と評されたほどの強い甘みのあるアロマが特徴です。近年は「抹茶キャンディ」と表現されるような、ほんのりとしたハーブの青っぽさと上品な樽香が調和するスタイルが主流です。日本のマスカット・ベーリーAほど露骨なベリーの甘さは持たない点で判別します。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:ルビー、ラズベリーレッド / 濃淡:やや明るい(中間的な濃さ) / 粘性:やや強い / 印象:若い状態を抜けた、成熟度が高い |
| 香り | 第一印象:開いている、華やかな / 果実等:ラズベリー、ブルーベリー、バラ、牡丹、ドライハーブ、紅茶 / スパイス等:肉、カカオ、シナモン、ナツメグ、甘草 / 印象:第一アロマが強い、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ソフトな、まろやかな / 酸味:円みのある / タンニン分:緻密、サラサラとした / バランス:ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:やや長い |
| 総合評価 | 熟成度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:必要なし / 供出温度:17〜20度 / グラス:中庸 |
7. スペイン産 テンプラニーリョ(熟成)
テンプラニーリョはスペインの法的な熟成規定に基づいて出荷されるため、試験では高確率で「すでに熟成が進んだ状態」で出題されます。そのため、赤ワインが熟成した証である「オレンジがかったエッジ(縁)」を外観から明確に拾えるのがポイントです。タンニンが豊富で歯にしみ込むような独特の質感があり、イタリアのサンジョヴェーゼ等と迷いやすいですが、テンプラニーリョの方が酸が穏やかです。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:落ち着いた / 色調:ガーネット、オレンジがかった / 濃淡:やや明るい(熟成により色が抜けてくる) / 粘性:強い / 印象:成熟度が高い、やや熟成した |
| 香り | 第一印象:華やかな、深みのある / 果実等:ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、乾燥イチジク、牡丹、ドライハーブ / 熟成香:乾いた肉、なめし皮、コーヒー、カカオ / 印象:熟成度が現れている、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや強い / 甘味:ドライ / 酸味:円みのある(熟成で角が取れた酸) / タンニン分:シルキーな / バランス:ふくよかな / アルコール:やや強め / 余韻:長い |
| 総合評価 | 成熟度が高く、豊かなワイン / デカンタージュ:事前30分前 / 供出温度:17〜20度 / グラス:大ぶり |
8. 日本産 マスカット・ベーリーA
日本の気候に合わせて開発された固有品種。外観はピノ・ノワールにそっくりな明るいルビー色ですが、グラスに鼻を近づけた瞬間に「イチゴキャンディ」や「綿菓子」のような、圧倒的に甘いフォクシーフレーバーが炸裂します。香りは極めて甘いですが、味わいは対照的に糖分が少なく、非常にドライで爽やかなライトボディというギャップが最大の特徴です。
| 要素 | マークシート選択の目安(模範コメント) |
|---|---|
| 外観 | 清澄度:澄んだ / 輝き:輝きのある / 色調:ルビー、ラズベリーレッド、縁が明るい / 濃淡:やや明るい / 粘性:やや軽い / 印象:若い状態を抜けた、軽快な |
| 香り | 第一印象:開いている、チャーミングな、華やかな / 果実等:イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、バラ、スミレ、紅茶 / 樽由来等:肉、ヴァニラ、シナモン、ナツメグ(長期木樽熟成の場合) / 印象:熟成感が現れている、木樽からのニュアンス |
| 味わい | アタック:やや軽い / 甘味:ドライな / 酸味:爽やかな / タンニン分:ヴィロードのような、シルキーな、溶け込んだ / バランス:流れるような / アルコール:やや軽め / 余韻:やや短い |
| 総合評価 | シンプル、フレッシュ感を楽しむワイン / デカンタージュ:必要なし / 供出温度:17〜20度 / グラス:中庸 |
【その他の酒類】色とアルコール度数で仕留める極意

2次試験の最後に待ち受けるのが、ワイン以外のリキュールや蒸留酒を当てる「その他の酒類」です。教本の「酒類飲料概論」の全範囲から出題されるため、一見無理ゲーに思えますが、実は「液体の色」と「アルコール度数」の2軸を知っていれば、その場で正解を数択にまで絞り込むことが可能です。
なお、これらは40度を超えるものが多く、最初に嗅ぐとアルコールで鼻がバカになってしまいワインのテイスティングに悪影響を及ぼします。必ずすべてのワインのコメントをマークし終えた一番最後にテイスティングしてください。
1. 「黄色い液体」が出題された場合
グラスに注がれた液体が鮮やかな「黄色」だった場合、試験的に可能性のあるお酒は以下の3つしかありません。この時点で超ラッキーです。アルコール度数の強さと、アニス(独特の薬草香)があるかで見分けます。
- スーズ(フランス/リキュール/15度):ジェンシアン(ゲンチアナ)の根が原料。非常に強い苦味がありますが、度数が15度と低いため、シャルトリューズのような「鼻を突くアルコールの刺激」がありません。
- シャルトリューズ・ジョーヌ(フランス/リキュール/42度):修道院で作られる薬草酒。度数が42度と高いため、鼻を近づけるとツンとします。味わいにまろやかな「蜂蜜の風味」があるのが特徴です。(※緑色のヴェルト:55度 も存在します)
- ガリアーノ(イタリア/リキュール/42.3度):こちらも40度超えの黄色い液体。シャルトリューズと違い、こちらははっきりとした「ヴァニラ香」と、ハーブの「アニス香」の爽やかで独特な甘さを持っています。
2. 「明るい茶色(琥珀色)の液体」が出題された場合
キレイな茶色い液体の場合、ワインの製法をベースにした「酒精強化ワイン」か、穀物や果実を蒸留した「40度超えのハードリカー」かに二分されます。
- マデイラ(ポルトガル/酒精強化ワイン/19度):世界3大酒精強化ワインの1つ。独自の「加熱熟成製法(エストゥファ)」を経るため、レーズンやヘーゼルナッツ、キャラメルのような甘く香ばしい香りがします。度数は19度程度なので、ウイスキーのような強烈な度数感はありません。
- トウニー・ポート(ポルトガル/酒精強化ワイン/19〜22度):マデイラと色が激似しており最大の難敵です。見分け方として、トウニー・ポートはマデイラよりも「黒系果実のフルーティーな残糖感」と「シナモンやクローブのような複雑なスパイス香」、そして綺麗な酸味を伴う点で判断します。マデイラはよりコクがありスッキリしています。
- コニャック(フランス/ブランデー/40度以上):白ワインを蒸留して樽熟成させたもの。非常に繊細で洗練されたアッサンブラージュ(調合)がなされています。(※調合しない簡易的なアルマニャックは、コニャックに比べて野性味のある雑な味がします)。
- モルト・ウイスキー(スコットランド等/ウイスキー/40度以上):大麦麦芽を乾燥させる際に燃やす泥炭の香りが移るため、特有の「スモーキーで薬品のようなピート香」がします。この香りをキャッチできれば一発でウイスキーと判断できます。
3. 「無色透明の液体」が出題された場合
最も種類が多く、難易度が高いのが透明なお酒です。普段の飲み経験が試されますが、まずはグラスに鼻を近づけずとも感じるほどの「つんとした刺激(40度以上)」があるかどうか、特徴的なアロマがあるかで絞り込みます。
- マラスキーノ(イタリア/リキュール/24度):マラスカ種のチェリーを原料としたリキュール。チェリーの蒸留酒ですが、甘ったるさはなく、スーッとしたキレの良いクリアな味わいが特徴です。度数は24度と、他の透明スピリッツに比べて低めです。
- キルシュワッサー(ドイツ/ブランデー/40度前後):チェリーを種子ごと潰して発酵・蒸留させた透明なブランデー。マラスキーノと原料は同じですが、こちらは40度超のブランデーなので、グラスに鼻を入れた瞬間に強烈なアルコールで鼻がつんとします(※フランス産のオー・ド・ヴィー・ド・キルシュも同等です)。
- ウォッカ(スピリッツ/40度前後):穀類や芋類を蒸留し、白樺の炭で濾過したお酒。ジン(ジュニパーベリーの香り)やテキーラ(特有のリュウゼツランの植物香)と違い、「一切のクセがない、まろやかで人工的な爽快感だけがある」のがウォッカの証明です。
【合格体験談】ワインエキスパート2次試験当日のリアルな様子

最後に、2次試験当日の緊張感ある会場のリアルな様子をお伝えします。事前のシミュレーションとしてお役立てください。
1次試験(CBT方式)とは異なり、2次試験は自宅に現物の「受験票」が郵送されてきます。当日はその受験票を必ず持参して指定の特設会場(私の時は主要駅近くのグランドホテルの大宴会場でした)へ向かいます。
会場に早く着きすぎても、オリエンテーション(試験説明)が開始される10分前になるまでは大宴会場内への入場は固く禁じられており、扉の前で待機することになります。そして開場とともに一斉に入場しますが、この瞬間から会場内での私語は一切禁止という非常に厳格なルールが敷かれます。
指定された自分の番号のデスクへ着席すると、目の前には最初から「ワイン4種類とその他の酒類1種」が注がれたグラス、そしてマークシートの回答用紙がすでに整然と並べられています。しかし、試験官からの開始合図があるまでは、回答用紙に一切触れることはできません。説明を静かに聞いたあと、いよいよテイスティングの幕が上がります。
⚠️ 当日一番の教訓:時計は必須!50分は本当に一瞬です
私が実際に本番を受けてみて最も強く感じたのは、「本当に時間が足りない!」ということです。
外観や香り、味わいのチェックシートをあまりにも丁寧にマークしすぎていた結果、試験官から「残り10分です」とアナウンスされた時点で、まだワイン4品種のうち3品種しかマークできておらず、心臓が飛び出るほど焦って最後の品種を滑り込みで回答しました。
さらに恐ろしいことに、試験会場の大きな壁には時計が設置されていませんでした。私はうっかり腕時計を忘れてしまい、時間配分がまったく見えなくなったこともパニックの大きな原因です。2次試験に挑む際は、絶対に使い慣れた腕時計を持参してください。
まとめ
ワインは決して安い買い物ではないため、2次試験のテイスティング対策はどうしてもある程度の費用(投資)がかかってしまいます。だからこそ、あの過酷な1次試験の膨大な暗記を乗り越えてきた努力を無駄にしないためにも、絶対にストレートで合格を掴み取りたいですよね。
出題傾向を正しく分析し、今回ご紹介したような「判断基準のルール(型)」を自分の中に作ってトレーニングを積めば、ワイン初心者からでも3ヶ月で確実に一発合格を果たすことができます。独学での限界や不安を少しでも感じる方は、ワインを無駄に買い漁る前に、プロの視点を借りられるワインスクールの短期集中講座などを賢く活用することをおすすめします。
ワインエキスパートの勉強を通して世界のワインの背景を知ることは、あなたのこれからのディナーや人生の時間を、何倍も豊かで美しい「卓上旅行」に変えてくれるはずです。受験される皆さんの挑戦を心から応援しています。
【参考文献】
・一般社団法人日本ソムリエ協会 公式教本
・『ワインテイスティングの基礎知識』著:久保 将(テイスティングの細分化や香りの捉え方のバイブルとして非常に参考になる一冊です)




