転職回数がやたらと多い人っていますよね。会うたびに職場が変わってる人。
そう、それが私です。
このブログは、「女性の転職」をテーマにしたブログです。私は、正社員、派遣社員、契約社員などさまざまな雇用形態で、さまざまな業界で働いてきました。
そんな人(私)の生態について記事にしてみようと思ったので、興味があればこばなしとして読んでみていただけると幸いです。
この記事はこんな方向け
- 転職回数が多い人の生態が知りたい方
- 転職回数が多いことに不安を感じている方
- 様々な雇用形態、業種における女性の働き方を知りたい方
転職回数10回以上、周囲の反応は?
私は、大学卒業から18年、正社員・契約社員・派遣社員を含めると、13の会社で働いてきました。つまり、30代後半で転職回数12回。
一般的に転職回数が10回以上もある人は、世間体はあまりよくないですよね。
「なにかしらの問題がある」と思われることもしばしば。
ですが、こんな私は周囲から「ダメな人間だと思われているか」というとそうでもありません。
また、年をとってしまい「働ける仕事がなくなってきた…」というわけでもないのです。
こんな私の周囲の反応をまとめてみました。
転職10回以上の人間の家族の反応
転職10回以上もしていると、私もさすがに家族に呆れられるかと思っていました。
ですが、私が仕事をころころ変えても呆れた感じはなく、「仕事変わったんだねー」と受け入れてくれます。
<母の反応>
20代前半の頃に正社員の仕事を辞めて、派遣社員で働きはじめた時に母親が、「派遣社員だと心配だなー」とは言っていましたが、そのときくらいだったと思います。
次々に仕事を見つけて働き続ける娘は、ニートと比べればはるかに立派に見えたのかもしれません。
<父の反応>
父親は大手企業で定年までしっかりと働き上げた、いかにも「昔ながらのお父さん」です。
ですが、そんなお堅い父も「なんで辞めたの?」と退職理由を毎回尋ねはしますが、理由を述べると、「それなら仕方ないね」と毎回納得してくれています。(おそらく)
<夫の反応>
ちなみに夫も最初は、仕事をあっさり辞める私に驚いていましたが、次々仕事を見つける私に、
「すごいね…」
と改めて驚いていました。
私がすぐに仕事を辞めることに関して、不満や不安はそれほど感じていないようです。
転職回数が多いことに対して、それぞれ何かしら思うところはあるのかもしれませんが、わりと受け入れてくれていると思われます。
転職10回以上の人間の友人の反応
私が友人と久しぶりに会うと必ず聞かれるのが、
「いまどこで働いているのー?」
という質問。
友人にも様々なタイプがいるので、以前会った時と職場が変わっていると、
「またー!?」
と呆れ顔になる友人もいれば、
「今度はどんな仕事なの?」
と楽しそうに話を聞いてくれる友人もいます。
「またー!?」と反応する友人の感覚が世間一般的なものだというのはよくわかるので、そういう友人に対してムッとしたりは特にせず、「あははー」と普通に流して、いつものように近況報告し合いながら楽しい時間を過ごすことができます。
「今度はどんな仕事なの?」と問いかけてくる友人は、職場が変わるごとに少し変わった仕事の内容や業界の話を楽しそうに聞いてくれるので、私も楽しく仕事の話をすることができます。
いずれにせよ、友人も私のことを「転職回数が多いからダメな人」だと思っていないのです。
転職回数が多いこんな私と、ちゃんと友人を続けてくれてるのです。
転職回数10回以上の人間の面接官の印象
転職回数が10回以上もあると1番気になるのは、転職活動するときの面接官の反応ですよね。
転職市場において、転職回数が多いことは圧倒的な不利です。
仕事をすぐに辞めてしまう人…、さすがに面接官の印象が悪いのは当たり前ですよね。
私の履歴書はものすごい数の企業名が羅列しています。
大手企業からベンチャー企業まで様々です。
そんな履歴書や職務経歴書を見て、面接官にまず問われるのは、
「ここまで転職回数が多くなった理由はなんですか?」
という質問。
そのあとは、それぞれの会社で経験したことを細かく確認されたりもします。
「転職回数が多い人はNG」な企業は書類選考の時点で落とします。
そのため、転職回数10回以上の人を面接に呼ぶのは、その職歴や人間性にある程度の興味を持っていることが多いです。
そんな理由で、わりと突っ込んだ質問をされることも多々ありますが、
- 転職の理由
- 自分がやってきたこと
をきちんと話して、過去の経験を活かして臨機応変に働けることをアピールすると意外に採用されたりするんですよね。
書類上の印象がよくなくても、面接で「人」としての印象を上げることができれば、ギャップ効果で面接官からの印象が劇的に上がるのです。
転職回数が多いことを、自分がネガティブに捉えていると、面接官の印象を悪くする原因になってしまうこともあるのです。
転職10回以上、年をとっても仕事は見つかる?
転職回数が10回以上もあると、1番不安なのが「仕事が見つかるか?」ということ。
私の経験上で答えるなら、「まちがいなく見つかる」です。
ただそれは、上の項でお伝えしたような、
「転職回数が多いことを自分がネガティブに捉えている」
ようではダメです。
転職回数が多くても、それを自分の強みに変えていけていれば必ず次の仕事も見つかるし、よりよい条件の仕事に就くことだって可能です。
私は転職回数10回以上で30代後半になっても、正社員の仕事を決めることができましたし、いまは最高の仕事環境で自分のペースで働くことができています。
転職回数10回以上、お金の不安は?
転職回数が多くなると、仕事が見つかりにくくなる上に、派遣社員として働くことが多いはずなので、正社員と比べると収入が低くなる傾向があります。
ですが、転職回数が人よりもずっと多いというマイノリティーを活かすことで、それを収入に変えることもできたりします。
このことについては、下記の記事にまとめていますが、
私は様々な企業で働いてきた経験から、どんな企業でも即戦力で働ける自信がありますし、現在も高時給の派遣社員として働いています。
また、これまでの経験をブログに書いたりしながら、事務系正社員(女性)の平均年収よりも高い年収を得ています。
私はこれまで、
- やりたいこと
- やりたくないこと
を正直に、感じたままに仕事を選んできました。
転職回数が多いことをネガティブに捉える必要はないし、今の時代は自分の経験や好きなことを活かして、自分のペースで働くことができる時代なんだってことは知っておいてもらいたいなと思います。
転職回数10回以上は「強み」にもなる
先ほどもお伝えしましたが、私は30代後半で転職回数12回。
しかも、アルバイトと派遣社員の掛け持ちをしていたことのあるので、経験社数は16社。
学生時代のアルバイトまで含めると、21社もあります。(飲食店含む)
業界も職種もバラバラ。
ここまでの社数を経験している人は、そうそういないのではないかと思っています。
これだけたくさんの企業で働いてくると、「社会そのもの」がなんとなく見えてきたりもします。
「社会人としての働き方」って結局は、どこの会社に入っても変わらないし、
自分に合う人もいれば、合わない人も必ずいる。
IT化の進んでいる企業もあれば、いまだに紙ベースですべての仕事がまわっている企業もあります。
最初は、「こんな企業もあるんだなー」と新鮮に思っていたことも、「あー、そういう感じね」と受け止めて、「じゃあ、こうすればいっか」と対応も早くなります。
つまり、どんな仕事、どんな職場環境でもキャッチアップが早く、順応性高く働くことができるようになるのです。
そういう面を自分の強みに変えて、履歴書や職務経歴書に書いてみると、意外に書類選考で落ちることが少なくなるのです。
転職回数が多い人向けの履歴書と職務経歴書の書き方をまとめた記事はこちら↓
まとめ
転職回数10回以上の私の周囲の反応や、面接官の反応などをお伝えしてきました。
転職回数が多くなると不利になりがちな転職や、お金の不安などについても私の経験に基づく考察もお伝えしました。
転職回数が多いと、それをネガティブに捉える人が、この世の中にはあまりにも多いので、自分が転職回数が多いことに落ち込んだりする人もいるかもしれませんが、それは心の持ちようだということを知ってもらいたくてこの記事を書きました。
派遣社員でも、契約社員でも、正社員じゃなくても、世の中にはいろんな仕事があって、その仕事は自分をたくさん成長させてくれるのです。
私は10回以上の転職で、さまざまな人と出会ってきましたが、ひとつの会社に縛られている人より、雇用形態に捉われず自由に仕事をしている派遣社員の方がずっと人間的に魅力的だなと思うことが多いです。
正社員の働き方は息苦しそうで、見てるだけで疲れてしまいますよねw
転職回数が多い人の考えを知りたかった方や、転職回数が多くて不安を感じている方にとって、なにかの参考になれば幸いです。
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おすすめの仕事探しのサイトを下記の記事にまとめています。