ジョブ子の資格図鑑

【世界遺産検定1級テキスト分解】建築様式・芸術家・学者・人種・民族・首都・宗教

モンサンミッシェル

ジョブ子
ジョブ子
私は「世界遺産検定1級」の試験に、一発で合格することができました。勉強の過程でまとめた、テキストの太文字を分解してカテゴライズしたので参考にしてみてください!

世界遺産1級合格までの勉強方法については、下記の記事にまとめていますので、勉強のポイントを知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

カッパドキア
テキスト分解付き!世界遺産検定1級合格までの勉強方法を公開世界遺産検定1級の試験に1発合格したブログ管理人が、合格までの勉強時間、勉強方法、試験のポイントを徹底的にお伝えします!...

世界遺産検定1級の試験範囲は、「すべての世界遺産」。その数は1,000件を超えます。

覚えることが多すぎて情報が頭の中で、ごちゃごちゃになってしまいますよね。

そこで私は、覚えやすくするために公式テキストに出てくる赤太文字や黒太文字を、カテゴリーに分けて整理することにより、頭の中のごちゃごちゃを克服することができました。

 

例えば「建築様式」は、様々な国の遺産で太文字になっています。ルネサンス様式やゴシック様式などメジャーな様式以外にも、

  • パローツ様式
  • マヌエル様式
  • マニエリスム様式…

というような、たくさんの建築様式が太文字で出てきます。それらを拾ってカテゴリーで分けてまとめてました。

 

せっかくまとめたので、これから世界遺産検定1級を受験する方の参考になればと思い、記事にすることにしました。

私が勉強中に頭の中でごちゃごちゃになってしまった部分を切り出してまとめているので、不足部分もあるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。

基本的には赤太文字・黒太文字になっているワードを中心にまとめています。

建築様式

ケルン大聖堂ケルン大聖堂@ドイツ

先ほど例題にあげた「建築様式」は、様々な国の様々な遺産で太文字になっています。同じ建築様式が、イギリスとインドの両方に出てきたりするため、ごちゃごちゃになりやすい部分なので、太文字記載されている建築様式と、その遺産名をまとめました。

過去問題を見てみると、建築様式を問う問題はほぼ毎回出題されています。

グスタヴィアン様式 18世紀スウェーデン国王グスタフ3世が好んだロココ風+古典様式の融合
・ドロットニングホルムの王領地@スウェーデン
・ヘルシングランドの農夫の家@スウェーデン
ノルマン様式 ロマネスク様式に属する壁が厚く柱が太い円柱、ステンドグラスを採用した建築様式
・エンディバラの旧市街と新市街@英国
ゴシック・リバイバル ・ウェストミンスター宮殿@英国
・チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅@インド
・ヴェルラの砕木パルプ・板紙工場@フィンランド
ハーフティンバー様式 中世フランス、ドイツで建てられた柱や梁を外壁に露出させた木造家屋
・バンベルクの旧市街@ドイツ
・ストラスブール:グランディル=ヌースタッド@フランス
アラブ・ノルマン様式 アラブ文化とノルマン文化が融合した建築様式
・アマルフィ海岸@イタリア
・パレルモのアラブ・ノルマン様式の建造物群と
チェファルとモンレアーレの大聖堂@イタリア
パッラーディオ様式 古代ローマをモデルとした柱廊やドームを世俗の建築に採用した様式
・ヴィチェンツァの市街とヴェネト地方の別荘群@イタリア
エレーラ様式 外部に一切装飾が無く内部が壮麗
・マドリードのエル・エスコリアール修道院@スペイン
ムデハル様式 レコンキスタ後もイベリア半島に残ったイスラム建築とキリスト教建築が融合したスペインの建築様式
・セビーリャの大聖堂、アルカサル、インディアス
古文書館@スペイン
・アラゴンのムデハル様式建築@スペイン
ゴシック・ムデハル様式 ゴシックとムデハル様式が混ざり合った様式
・カセレスの旧市街@スペイン
プレテレスコ様式 ルネサンス様式をもとに壁・入口開口部に緻密な浮彫が施されている
・サラマンカの旧市街@スペイン
チェリゲラ様式 バロック様式をもとにねじれた石柱、化粧師杭、金銀細工、象牙、大理石などの多彩な装飾が特徴
・サラマンカの旧市街@スペイン
・サカテカスの歴史地区@メキシコ
マヌエル様式 ポルトガル独自の芸術様式。繊細な装飾とロープやサンゴなど海洋をモチーフにしている
・リスボンのジェロニスモ修道院とベレンの塔@ポルトガル
・マサガン(アル・ジャジーダ)のポルトガル都市@モロッコ
※聖母被昇天聖堂がマヌエル様式
コロニアル様式 ポルトガルとスペインの文化が融合した様式
・ゴイアスの歴史地区@ブラジル
・コロニア・デル・サクラメントの歴史地区@ウルグアイ
・レブカ歴史的港湾都市@フィジー
・サン・ルイ島@セネガル
・パナマ・ビエホ考古遺跡とパナマの歴史地区@パナマ
ネオ・コロニアル様式 ・カマグエイの歴史地区@キューバ
英国コロニアル様式 ・明治日本の産業革命遺産@日本 (グラバー邸)
マニエリスム様式 ルネサンス後期16~17世紀に流行したヨーロッパの芸術様式
・ザモシチの旧市街@ポーランド
・カルヴァリア・ゼブジドフスカ:マニエリスム様式の建築と巡礼公園@ポーランド
クラサオ・バロック様式 赤や青、黄、緑などの壁に曲線を用いた切り妻屋根を持つ様式
・ウィレムスタットの歴史地区@オランダ
パローツ様式 泥とわらを混ぜた壁に石灰を塗って白くする木造家屋
・ホローケーノ伝統的集落@ハンガリー
南ボヘミアのバロック様式 チェコの素朴な装飾が特徴的な建物
・ホラショヴィチェの歴史的集落@チェコ
ブルンコヴァヌ様式 領主コンスタンティン・ブルンコヴャヌの名をとった様式
・ホレズの修道院@ルーマニア
イスパノ・モレスク様式 イスラム教支配下のスペインの芸術様式
・ルクセンブルク市の旧市街と要塞@ルクセンブルク
ゴンダール様式 ポルトガル、イスラム、バロックが混ざった独自の様式
・ファジル・ゲビ・ゴンダール@エチオピア

こうしてまとめてみると、

  • コロニアル様式の遺産が多い
  • スペインには建築様式が多い
  • 大航海時代におけるヨーロッパの建築様式の広がり
     英国⇨インド
     スペイン、ポルトガル⇨中米・南米

というようなことが見えてきます。

イスラム教徒の支配下にあったスペインは、スペイン独自の建築様式とイスラム様式が混ざった独特な建築様式が存在しています。

大航海時代はポルトガル、次いでスペインが先陣を切ってアメリカ大陸へ進出したため、コロニアル様式やスペイン独自の様式が中南米の遺産に多く存在します。

※「ロマネスク様式」や「ゴシック様式」のなどメジャーな建築様式は除外してまとめています

建築家

「建築様式」が整理できた次は、「建築家」です。世界遺産は建築物が多いため、著名な建築家をたくさん覚えないといけません。過去問題を見ていると、試験にはほぼ毎回、建築家を問う問題が出題されています。

<ヨーロッパ>

エリック・グンナル・アスプルンド スクーグス・シルコゴーデンの森林墓地@スウェーデン
フィッシャー・フォン・エアラッハ シェーンブルン宮殿@オーストリア
テオロドス エピダウロスにあるアスクレピオス神殿@ギリシャ
ゲルハルト ケルン大聖堂@ドイツ
クノーベルスドルフ サンスーシ宮殿(ポツダムとベルリンの宮殿と庭園)@ドイツ
※基本構想はフリードリヒ2世
ヴァルター・グロピウス ・アールフェルトのファーグス靴型工場@ドイツ
・バウハウス関連遺産群@ドイツ
ブルーノ・タウト ベルリンのモダニズム公共住宅@ドイツ
バルタザール・ノイマン ヴュルツブルクの司教館と庭園郡@ドイツ
ジュゼッペ・ガッリ・ビビエーナ バイロイトの辺境伯オペラハウス@ドイツ
ファン・デ・エレーラ ・マドリードのエル・エスコリアル修道院@スペイン
・インディアス古文書館(セビーリャの大聖堂、アルカサル、インディアス古文書館)@スペイン
ルイス・ドメネク・イ・モンタネル バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサンパウ病院@スペイン
ペレ・コムプテ バレンシアのラ・ロンハ・デラセダ@スペイン
アルベルト・パラシオ ビスカヤ橋@スペイン
アンドレス・デ・ヴァンデル・ヴィラ ウベダとバエーサのルネサンス様式の記念碑的建造物@スペイン
ヨーゼフ・ホフマン ストックレ邸@ベルギー
ブルーノ・ルナール 炭鉱と鉄夫街 (ワロン地方の主要な鉱山遺跡)@ベルギー
ヘリット・トーマス・リートフェルト シュレーダー邸@オランダ
ミース・ファンデル・ローエ ブルノのトゥーゲンハート邸@チェコ
ヴァーツラフ・レンダー オロモウツの聖三位一体記念柱@チェコ
ヤン・ブラジェイ・サンティーニ ゼレナーホラにあるネポムークの聖ヨハネ巡礼教会@チェコ
マックス・ベルク ヴロツワフの百周年記念ホール@ポーランド
ヨセフ・フラウガ ブコビナとダルマチアの首都大主教の邸宅@ウクライナ
ヴィオレ・ル・デュク カルカッソンヌの歴史的城塞都市@フランス
ロベール・ド・リザルシュ アミアンの大聖堂@フランス
オーギュスト・ペレ ルアーブル@フランス
ルイ・ルヴォー、シャルル・ブラン、アンドレ・ル・ノートル、ジュール・アルドゥアン・マンサール(太字ではない) ヴェルサイユ宮殿@フランス
ベルナルド・ロッセリーノ  ピエンツァの歴史地区@イタリア
ヴィアージョ・ロセッティ ルネサンス都市フェッラーラ@イタリア
アンドレア・パッラーディオ  ヴィチェンツァの市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の別荘@イタリア
ランフランコ  モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場@イタリア
フランチェスコ・ラパレッリ・ディ・コルトーナ バレッタの市街@マルタ
ミハイル・エイゼンシュテイン ユーゲンシュティル様式の集合住宅(リガの歴史地区)@ラトビア
ニコロ・ナッゾーニ ポルト大聖堂のバロック様式の回廊(ポルトの歴史地区)@ポルトガル
エッフェルの弟子 ドン・ルイス1世橋(ポルトの歴史地区)@ポルトガル
ジェームス・オブ・セント・ジョージ グヴィネズのエドワード1世王の城郭郡@英国
ジェームス・クレイグ エンディバラの旧市街と新市街@英国
ジョン・ウッド親子 バースの市街@英国
アレクサンダー・ルブロン サンクトペテルブルクの歴史地区@ロシア
ミマール・スィナン ・スターリモスト、モスタル旧市街@ボスニアヘルツェゴビナ
・ヴィシエグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋@ボスニアヘルツェゴビナ
・スレイマニエモスク(イスタンブル)@トルコ
・セミリエモスク(エディルネのセミリエモスクとその関連施設)@トルコ

<アジア>

F.Wスティーブンス チャトラ・パティ・シヴァージー・ターミナス駅@インド
パトリック・ゲデス テル・アビーブの近代都市(ホワイト・シティ)@イスラエル
ローレンス・ベーニン シンガポール植物園@シンガポール

<アフリカ>

ニコラ・テオドール・コルニュ(フランス人建築家) エッサウィーラ(旧モガドール)の旧市街@モロッコ
ジョバンニ・バッティスタ・カイラティ モンバサのフォートジーザス@ケニア

<アメリカ大陸>

アンドリュー・ハミルトン 独立記念館@アメリカ
ジョバンニ・バッティスタ・アントネッリ サンディアゴデクーパのペドロデラロカ城@キューバ
ルイス・バガラン ルイス・バガラン邸と仕事場@メキシコ
ディエゴ・ホセ・デ・ポレス・エスキベル レオン大聖堂@ニカラグア
カルロス・ラウル・ビリャヌエバ カラカスの大学都市@ベネズエラ・ボリバル
オスカー・ニーマイヤー ブラジリア@ブラジル

基本的には赤太文字・黒太文字を取り出していますが、太文字でもなくて過去問で出題されていたりする建築家も取り上げています。

ヨーロッパの遺産の建築家が多く、覚えるのはなかなか難しいですが、このページを印刷して答えを隠しながら遺産を当てるなど利用してもらえたら良いなと思います。

画家・作家

メキシコ大学
メキシコ国立自治大学@メキシコ

「建築家以外」にも「画家」や「作家」もテキストで太文字になっていることが多いです。画家と作家をまとめました。名前は覚えたけど、「建築家」だったか「画家」だったか、はたまた「学者」だったか?と頭の中がごちゃごちゃになってしまうので、まとめました。

過去問題を見てみると、建築家を問う問題の選択肢に「画家」の名前が混ざっていたりすることがよくあります。「人物名」は「名前」と「職業」を覚えておくと、回答を消去法で導くことも可能になります。

画家

ジョバンニ・バッティスタ・ティエポロ ヴュルツブルクの司教館と庭園@ドイツ
ファン・オゴルマン、ダビド・アルファロ・シケイロス メキシコ国立自治大学UNAM@メキシコ
ホセ・クレメント・オロスコ グアダラハラの救貧施設@メキシコ
ベルナルド・ベロット ワルシャワの歴史地区@ポーランド

作家

アレックス・ヘイリー「ルーツ」 クンタ・キンテ島と関連遺跡群@ガンビア
モーパッサン ポルト湾:ピアナのカランケ、ジロラッタ湾、スカンドラ保護区@フランス
アンネ・フランク「アンネの日記」(太字ではない) アムステルダム中心部@オランダ
サン・テグジュペリ「星の王子様」(太字ではない) リヨンの歴史地区@フランス

学者

人物つながりで「学者」もピックアップしました。自然遺産に多く登場します。

<アメリカ大陸>

ジョセフ・バール・ティレル(考古学者) ダイナソール州立公園@カナダ
チャールズ・ウォルコット(古生物学者) カナディアン・ロッキー山脈国立公園@カナダ
ジョン・ミューア(植物学者) ヨセミテ国立公園@アメリカ
エドワード・トンプソン(考古学者)※太字ではない チチェン・イツァノ古代都市@メキシコ
アレクサンダー・フォン・フンボルト(ドイツの学者) アレハンドロ・デ・フンボルト国立公園@キューバ
チャールズ・ダーウィン(生物学者) ガラパゴス諸島@エクアドル
マリア・ライヘ(ドイツ人数学者) ナスカとパルパの地上絵@ペルー
ハイラム・ビンガム マチュ・ピチュ@ペルー

<ヨーロッパ>

ピタゴラス(数学者) サモス島のピタタゴリオンとヘラ神殿@ギリシャ
シュリーマン(考古学者) ミケーネとティリンスの考古遺跡@ギリシャ

<アジア>

フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン(地理学者) シルクロード@中国、キルギス、カザフスタン
ユージン・デュポア(医師) 人類化石出土サンギラン遺跡@インドネシア

<アフリカ>

ハンス・マイヤー(地理学者) キリマンジャロ国立公園@タンザニア
ベルンハルト・クジメック(獣医) セレンゲティ国立公園@タンザニア

人種・民族

カルカッソンヌ
カルカッソンヌ@フランス

公式テキストの中には様々な国の、様々な「人種・民族」が登場し、太字になっています。

過去問題を見てみると、「下記の説明文に当てはまる遺産はどれでしょう」という問題が頻繁に出題されますが、キーワードで太字になっている人種や民族が出てくるので、しっかり整理しておくと回答がすぐに導き出せます。

 

<ヨーロッパの人種>

トラキア人 古代の東ヨーロッパ周辺に住んでいた民族
・セネビルの古代都市@ブルガリア
・カザンラクのトラキア人古墳@ブルガリア
・スヴェシュタリのトラキア人古墳@ブルガリア
トランシルヴァニア・ザクセン人(ドイツ人) ・シギショアラの歴史地区@ルーマニア
・要塞協会のあるトランシルヴァニアの村落@ルーマニア
マジャル人 ブダペスト:ドナウ河岸とブダ城地区@ハンガリー
エトルリア人 紀元前8~1世紀ごろにイタリア半島中部にいた先住民族で古代ギリシャとは異なるエトルリア文化を築いた
・チェルヴェテリとタルクイニアエトルリア古代古墳群@イタリア
・ピエモンテのブドウ園の景観@イタリア
※エトルリア人とケルト人の交易地
イオニア人 デロス島@ギリシャ
トルコ系クマン人 ホローケーノ伝統的集落@ハンガリー
サーメ人 サーメ人地域@スウェーデン※ラップランドの人々

ブルガリアの「トラキア人」と、イタリアの「エトルリア人」あたりは、過去問でちらほら出てきます。

また、人種ではありませんが、ヨーロッパは「名家」が、太文字で取り上げられているので、こちらもまとめておきます。

<ヨーロッパの名家>

メディチ家 ・フィレンツェの歴史地区@イタリア
・トスカーナのメディチ家の別荘と庭園@イタリア
※メディチ家の12の別荘と2つの庭園
モンテフェルトロ家 ウルビーノの歴史地区@イタリア
エステ家 ・ティボリのエステ家別荘@イタリア
・ルネサンス都市フェッラーラとポー川のデルタ地帯@イタリア
※(エステ家の居城:エステンセ城
ゴンザガ家 マントヴァとザッビオネータ@イタリア
※ポー川付近をゴンザガ家が支配
スカーラ家 ヴェローナの市街@イタリア
サヴォイア家 トリノのサヴォイア家の王宮と邸宅@イタリア
イリイニチ家 ミール城と関連遺産群@ベルラーシ
ラジヴィル家 ネスヴィシにあるラジヴィル家の建築と邸宅及び文化関連遺産群@ベルラーシ
ペルンシュテイン家 リトミシュル城@チェコ
リヒテンシュタイン公爵家 レドニツェ-ヴァルチツェの文化的景観@チェコ

「メディチ家」をはじめ、イタリアには「名家」が多いです。

あとは、ベルラーシとチェコなので、こうしてまとめてみると覚えやすいですね。

私の受験した試験で、「リトミシュル城」の説明文章の中から、間違っている単語を選ぶ問題があり、「ペルンシュテイン家」が「イリイニチ家」になって出題されていました。

<アメリカ大陸の民族>

スー族 イエローストーン国立公園@アメリカ
バハスパイ族 グランドキャニオン国立公園@アメリカ
コアウィルテカン族 サン・アントニオ・ミッションズ@アメリカ
タオス・プエブロ族 タオス・プエブロの伝統的集落@アメリカ
アナサジ族 ・メサ・ヴェルデ国立公園@アメリカ
・チャコ文化@アメリカ ※アナサジ族の集落遺跡
ブラックフット族 バッファロー狩りの断崖@カナダ
コチミ族 サンフランシスコ産地の洞窟壁画@メキシコ
ペモン族 カナイマ国立公園@ベネズエラ
キトス族 キトの市街@エクアドル

<アフリカ大陸の民族>

ロズウィ族 カミ遺跡@ジンバブエ
ショナ族 大ジンバブエ遺跡@ジンバブエ
ボゾ族 ジェンネの旧市街@マリ
ドゴン族 バンディアガラの断崖@マリ
ムザブ族 ムザブの谷@アルジェリア
アイール族 アガデスの歴史地区@ニジェール
ガンダゾ族 カスビのブカンダ王国の王墓@ウガンダ
ナマ族 リヒタースフェルドの文化的及び植物学的景観@南アフリカ
サン族 ・マドボの丘群@ジンバブエ
・ツォディロの岩絵群@ボツワナ
・マロティ-ドラーケンスベルグ公園@南アフリカ、レソト
ヨルバ族 オスン・オソボの聖林@ナイジェリア
バンツー族 ロペ-オカンダの生態系と残存する文化的景観@ガボン
メリナ族 アンブヒマンガの丘の王領地@マダガスカル
ミジケンダ諸族 ミジケンダ諸族のカヤ聖域森林@ケニア
アシャンティ族 アシャンティ族の伝統的建造物群@ガーナ
ベドウィン 聖都アブー・メナー@エジプト
※砂漠に住むアラブ系の遊牧民
パドゥワ族(ピグミー族
※狩猟採集民)、
チュワ族(農耕民族)
チョンゴニの岩絵地区@マウライ
バガ族(ピグミー族) ジャー動物保護区@カメルーン
※ピグミー族は身長の低い特徴を持つアフリカの赤道付近の熱帯雨林に住む狩猟採集民族
マサイ族 ンゴロ・ンゴロ自然保護区@タンザニア

アフリカ大陸の民族の多さに全て覚えようとすると、げんなりしてしまいますが、「サン族」はアフリカ大陸南部の3つの遺跡(ジンバブエ、ボツワナ、南アフリカ)に出てくるので、覚えるだけで3つの遺産を抑えることができます。

ジンバブエには「サン族」の他にも、「ショナ族」や「ロズウィ族」が太字になっている遺産があるので、「サン族」と合わせて覚えやすいかと思います。

首都

アーグラ城
アーグラ城@インド

公式テキストに出てくる「〇〇朝、〇〇の首都」という太文字ほど、覚えづらかったものは無いと思っています。これも書き出してまとめることによって、スッキリすることができたので、掲載しておきます。また首都」には「遺産」が多いので、首都にある遺産も取り上げています。

 

<ヨーロッパ>

後ウマイヤ朝 コルドバの歴史地区@スペイン
カスティーリャ王国 歴史都市トレド@スペイン
ポルトガルの首都 リスボンのジェロニスモ修道院とベレンの塔@ポルトガル
ベルギーの首都 ブリュッセルのグランプラス@ベルギー
オランダの首都 ・アムステルダムの防衛線と要塞@オランダ
・アムステルダム中心部@オランダ
ハンガリー王国の首都
ブダペスト@ハンガリー
ポーランドの古都 クラクフの歴史地区@ポーランド
ポーランドの首都 ワルシャワの歴史地区@ポーランド
チェコの首都 プラハの歴史地区@チェコ
ラトビアの首都 リガの歴史地区@ラトビア
ギリシャの首都 アテネのアクロポリス@ギリシャ
帝政ロシア時代の都 サンクト・ペテルブルクの歴史地区@ロシア
※現ロシアの首都:モスクワ
マルタ共和国の首都 バレッタの市街@マルタ共和国

<アメリカ大陸>

インカ帝国の首都 クスコの市街@ペルー
※インカ帝国第2の都市はキトの市街@エクアドル
アステカ帝国の首都 チノティトラン(メキシコ・シティの歴史地区とソチミルコ)
チムー王国の首都 チャンチャンの考古地区@ペルー
コパン王朝の都市遺跡 コパンのマヤ文明@ホンジュラス
エクアドルの首都 キトの市街@エクアドル
ベネズエラの首都 カラカスの大学都市@ベネズエラ
スリナムの首都 パラマリボの歴史街区@スリナム
ドミニカ共和国 植民都市サント・ドミンゴ@ドミニカ共和国
植民地ブラジルの首都 サルバトル・デ・バイアの歴史地区@ブラジル
・ブラジルの旧都:リオデジャネイロ@ブラジル
・現ブラジルの首都:ブラジリア@ブラジル
ペルー副王領の首都 リマの歴史地区@ペルー
アメリカの旧都 フィラデルフィア ※独立記念館@アメリカ

私は、「インカ帝国」と「アステカ帝国」と「マヤ文明」の遺産の内容が、頭の中でごちゃ混ぜになってしまうことがよくありました。

特に神殿の名前とごちゃごちゃになることが多かったですが、こうやって整理して見てみるとわかりやすくなりました。

 

<アジア>

イル=ハン国 ソルターニーイェ@イラン
サファヴィー朝 ・イスファハーンのイマーム広場@イラン
・タブリーズの歴史的バザール群@イラン
アケメネス朝ペルシア ①パサルガダエ@イラン ※キュロス2世が建設
②スーサ@イラン ←エラム王国も首都とした
アッシリア帝国最初の首都 アッシュル(カラット・シェルカット)@イラク
アッバース朝 古代都市サーマッラー@イラク
ウマイヤ朝の首都 ダマスカスの旧市街@シリア
ナバテア王国の首都 隊商都市ペトラ@ヨルダン
アッタロス朝(ペルガモン王国)の首都 ペルガモンとその周辺@トルコ
オスマン帝国 イスタンブル@トルコ
オスマン帝国旧都 ブルサとジュマルクズク@トルコ
※ブルサがオスマン帝国の初期の都
シンハラ王国の首都 ①聖地アヌラーダプラ@スリランカ
②ポロンナルワの古代都市@スリランカ
③聖地キャンディ@スリランカ
※シンハラ王国最後の都
ホラズム朝の首都 クナフ-ウルゲンチ@トルクメニスタン
セルジューク朝の首都 国立歴史文化公園“メルヴ”@トルクメニスタン
ティムウール朝の首都 文化交差路サマルカンド@ウズベキスタン
サーマーン朝の首都 ブハラの歴史地区@ウズベキスタン
ヒヴァ・ハン国の首都 ヒヴァのイチャン・カラ@ウズベキスタン
※ティルク系のイスラム王朝
ハドラマウト王国の首都 城塞都市シバーム@イエメン
ズィヤード朝の首都 ザビードの歴史地区@イエメン
チャウハン朝の都 チャンパネール-パーヴァガドゥ遺跡公園@インド
ウジャヤナガル王国の都 パンピの都市遺跡@インド
チャンディーラ朝の都 ガジュラーホの寺院群@インド
ムガル帝国の都 ・アーグラ城@インド ※アクバル帝
・ラホール城とシャーラマール庭園@パキスタン
※アクバル帝
・レッド・フォート建造物群@インド
※シャー・ジャハーン帝
ポルトガル領インドの首都 ゴアの聖堂と修道院@インド
胡朝の首都 胡朝の要塞@ベトナム
グエン朝の都 フエの歴史的建造物群@ベトナム
アユタヤ朝の都 アユタヤと周辺の歴史地区@タイ
スコータイ朝の古都 スコータイと周辺の歴史地区@タイ
ランサン王国の王都 古都ルアン・パバン@ラオス
高麗王朝 開城歴史遺跡地区@北朝鮮
新羅の首都 金城(クムソン) 慶州の歴史地区@韓国
元の都 元の上都遺跡@中国

アジアの王朝と王国の多さは、かなりの難所です。

国ごとに分けて記載しているので、アジアの歴史と照らし合わせながら見てみると、覚えやすくなるかもしれません。(おそらく…)

スリランカのシンハラ王国は首都が3つとも世界遺産になっています。ムガル帝国も同様です。

 

<アフリカ大陸>

エチオピア帝国の都 ファジル・ゲビ・ゴンダールの遺跡群@エチオピア
アクスム王国 アクスムの考古遺跡@エチオピア
イスラム教国ハラリ王国 城塞都市ハラール・ジュゴル@エチオピア
エジプト新王国時代 古代都市テーベ@エジプト
モロッコ ラバト@モロッコ
ハンマード朝 城塞都市ベニー・ハンマード@アルジェリア
コートジボワール最初の首都 グラン・バッサムの歴史都市@コートジボワール
マプンブグエ王国 マプンブグエの文化的景観@南アフリカ
アグラブ朝 聖都カイラワーン@チュニジア
トルワ国 カミ遺跡@ジンバブエ
アメボー王国 アメボーの王宮群@ベナン
ヌミディア王国 ドゥッガの考古遺跡@チュニジア

アフリカ大陸は王朝が少ないですが、エチオピアには3つも王国の首都があります。

宗教(キリスト教会派)

宗教関係は整理するのが難しいですが、キリスト教の宗派に関連する遺産も多く、頭の中でごちゃごちゃになってしまいがちなので整理しました。

まずは、「カトリック」・「ギリシャ正教」・「プロテスタント」の説明をしておきます。

 

キリスト教はユダヤ教の流れをくんでいるため、基本的には偶像崇拝は禁止でした。しかし、禁止されていた偶像崇拝を始めた教派が「カトリック」です。引き続き、偶像崇拝を禁止しているのが「ギリシャ正教」です。

そして、「カトリック」から分離した教派が「プロテスタント」です。「カトリック」が販売し始めた「免罪符(お金を払って罪を流す)」を批判して分裂しました。これが「宗教改革」です。

カトリックの中でも、「会派」が分かれていて、会派に関連する遺産がいくつも出てきます。会派ごとに遺産をまとめました。

 

<カトリック>

ドミニコ会 清貧生活、学問と教育を重んじる
・ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーチィエ修道院とレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐@イタリア
ベネディクト会 カトリック最古の修道会。修道院で労働と祈りの共同生活を送る
・ミュスタイアにあるベネディクト会聖ヨハネ修道院@スイス
・パンノンハルマの千年のベネディクト会修道院@ハンガリー
※ハンガリー最古の修道院
・サン・サヴァン・シュール・ガルダンプの修道院協会@フランス
・モン・サン・ミッシェル@フランス
・ザンクト・ガレンの修道院@スイス
・ティヴォリのエステ家別荘@イタリア
※ベネディクト会の修道院だった建物を改装
シトー会 ベネディクト会派の一派で清貧、質素、祈りと労働を重んじる
・アルコバサの修道院@ポルトガル
・マウルブロンの修道院@ドイツ
※ドイツで最初のシトー会修道院
・ポブレの修道院@スペイン
※スペイン最大規模のシトー会修道院
・フォントネーのシトー会修道院@フランス
※シトー会最古の修道院
イエズス会 1534年創設の男子修道会
・グアラニのイエズス会布教施設群@アルゼンチン、ブラジル
・パラナ川沿いのイエズス会布教施設群@パラグアイ
・チキトスのイエズス会ミッション@ボリビア
・コルドバのイエズス会管区教会堂と農園跡@アルゼンチン
※南米最古の大学イエズス会神学校
(スペインの「コルドバの歴史地区」とは別!)

大航海時代に創設された「イエズス会」は、南米に関連する遺産が多くあります。

 

<プロテスタント>

プロテスタントは、主に「カルヴァン派」と「ルター派」に分かれますが、世界遺産に登録されているのは、「ルター」に関連する下記の2つです。

ヴァルトブルク城@ドイツ  マルティン・ルターがザクセン選帝侯によって保護された場所でドイツ語訳「新約聖書」を完成させた場所
アイスレーベンとヴィッテンベルクのルター記念建造物群@ドイツ マルティン・ルターゆかりの建造物が多く残る

イスラム教や仏教も宗派が分かれていますが、公式テキストの中ではキリスト教ほど複雑ではないので、キリスト教を取り上げました。

世界各地の神様

キリスト教の遺産について触れたので、「世界各地の神様」にも少し触れておきます。テキストで太字になっている世界の神様がいくつかあります。

女神ナンダ ナンダ・デヴィ国立公園と花の谷国立公園@インド
アメン・ラー神 古代都市テーベと墓地遺跡@エジプト
ラー・ホルアクティ、女神イシス ヌビアの遺跡群@エジプト
ニャメ神 アシャンティ族の伝統的建造物群@ガーナ
アンマ バンディアガラの断崖@マリ
オスン オスン-オソボの聖林@ナイジェリア
※ヨルバ族の女神
ケツアルコアトル(水や農耕の神様) ・テオティワカンの古代都市@メキシコ
・ソチカルコの古代遺跡地帯@メキシコ
主神体ランソン チャビンの考古遺跡@ペルー

「ニャメ神」は名前が可愛くて覚えやすいですね。

「女神ナンダ」もなんだか覚えやすいです。世界中には様々な神様が存在しているのだなぁと思います。

著名人物の生誕地

ここからは、公式テキストでよく出てくるワードでなおかつ、過去問題を見ると出題されている傾向の高いワードを取り出してまとめました。(太字になっているワードもありますが、太字ではないワードもあります)

まずは、著名者の「生誕地」です。

ピタゴラスの生誕地 サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿@ギリシャ
コペルニクスの生誕地 トルンの中世都市@ポーランド
画家ラファエロ・サンティの生誕地 ウルビーノの歴史地区@イタリア
アントワーヌ・ドゥ・サン・デグジュペリの生誕地
※星の王子さま作者
リヨンの歴史地区@フランス
※ポール・ブリュナもリヨン近郊で生まれリヨンで製糸技術を身に付けた(富岡製糸場)
アフォンソ1世の生誕地 ギマランイスの歴史地区@ポルトガル
ティムールの生誕地 シャフリサブスの歴史地区@ウズベキスタン
ブッタの生誕地 ブッタの生誕地ルンビニー@ネパール
イエスの生誕地 イエス生誕の地:ベツレヘム@パレスチナ
孔子の生誕地 曲阜の孔廟・孔林・孔府@中国
チンギス・ハンの生誕地 グレート・ブルカン・カルドウン山と聖なる景観@モンゴル

「生誕地」は特徴的な上に、数も少ないので覚えやすいと思います。偉大な宗教の教祖は、生誕地が世界遺産になっていますね。

広場

赤の広場
モスクワのクレムリンと赤の広場@ロシア

続いては「広場」です。公式テキストでは、さまざまな遺産の「広場」が太文字で登場しています。「なぜ広場なんだろう?」と疑問に思っていましたが、人が集まる街を象徴する場所なのだろうなと理解しています。

覚えづらいですが、太文字記載されていたり、遺産名に入っていたりする広場をピックアップしています。正誤問題や遺産を特定する問題でフックになりやすいので取り上げました。

スタニラス広場 ナンシーのスタニラス広場・カリエール広場、アリアンス広場@フランス
ブルス広場 ボルドー、月の港@フランス
カンポ広場 シエナの歴史地区@イタリア
※扇形で世界で最も美しい広場
シニョーリ広場 ヴェローナの市街@イタリア
※ロミオとジュリエットの家もある
グラン・プラス(大広場) ブリュッセルのグランプラス@ベルギー
マルクト広場 ブリュージュの歴史地区@ベルギー
※ハンザ都市特有の商館が密集
マヨール広場 サラマンカの旧市街@スペイン
※金色に輝く建造物が並ぶ
リノック広場 リヴィウ歴史地区@ウクライナ
※美しい石畳でバロック,ルネサンス建造物が並ぶ
赤の広場 モスクワのクレムリンと赤の広場@ロシア
※聖ワシリィ聖堂などのある美しい広場
ソカロ(中央広場) メキシコ・シティの歴史地区@メキシコ
※ソカロ中心に碁盤目状に道路が整備され、これが新大陸の植民都市のモデルとなった
コロンブス広場 トラコタルパンの歴史建造物地区@メキシコ
アルマス広場 アレキパの歴史地区@ペルー
※壮麗なサンタ・カタリーナ修道院などが立ち並ぶ
ダルバール広場 カトマンズの谷@ネパール
※カトマンズ、パタン、バドガオンそれぞれにある

「広場」はヨーロッパの文化のようで、ヨーロッパと大航海時代に作られた中南米の街に多くあることがわかります。

まとめ

この記事では、世界遺産1級公式テキストの中から、

  • 建築様式・建築家
  • 芸術家
  • 学者
  • 人種
  • 民族
  • 首都
  • 宗教

について、覚えるべき太字になっている箇所を、カテゴリー別にしてまとめました。

自然遺産や世界遺産の基礎知識などについては、下記の記事にまとめています。

ドロミテ
【世界遺産検定1級テキスト分解】自然遺産・世界遺産の基礎知識・各国の歴史世界遺産検定1級の公式テキストを、太字を中心にカテゴライズしてまとめなおしました。世界遺産の基礎知識の出来事の年表や、国ごとの歴史に合わせてどの世界遺産がつくられたのかがわかる年表も作成しています。...

「世界遺産検定1級」の取得を目指している方の、つらい勉強の少しでも参考になれば幸いです。