ジョブ子の資格図鑑

ワインエキスパート2次試験受験者必見!赤ワインの模範回答例

赤ワイン

ジョブ子
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ワインエキスパートの2次試験で出題されるワインって、どうやって勉強したらいいの⁉︎たくさん飲んで品種が正解できれば問題ない??

ワインエキスパートの2次試験は、ブラインドテイストです。

出題されるのは、赤ワイン2種・白ワイン2種・その他の酒類1種ですが、ワインについては「外観」や「香り」や「味わい」のコメントをマークシートで回答します。

正解が明確ではないため、どのように回答すると良いかわからないですよね。

 

そんな方のために、私が飲み比べをしたワインをワインエキスパート2次試験のマークシート形式に沿ってコメントを記載していきます。

ワインエキスパート2次試験を受験される方の参考になれば幸いです。

★2次試験対策のまとめ記事はこちらです

フランス産メルロ

フランス産メルロ・オーストラリア産シラーズ
メルロ」は、フランスのボルドー地方を発祥とするブドウ品種です。特にサンテミリオンでは、高品質なメルロが生産されています。

メルロは、産地や醸造方法によって香りや味わいに違いが大きく出るため、ブラインドで品種をあてることが難しいと言われています。

私が飲み比べをしたのは、フランス産ボルドーの「シャトー・ル・コンセイエ (2015)」です。(写真右)

 

ワインエキスパート2次試験のマークシート形式に合わせたコメントを掲載します。※あくまで参考なので、これが必ずしも正しい回答ではありません

外観

清澄度 澄んだ、深みのある
輝き 輝きのある、落ち着いた
色調 ガーネット、ダークチェリーレッド、縁が明るい
濃淡 やや濃い
粘性 強い
外観の印象 成熟度が高い、濃縮感が強い

ワインエキスパート2次試験の「清澄度」における回答欄には、「やや濁った」や「濁った」という選択肢が存在する場合があります。

しかし、赤ワインにおいて「濁っている」はネガティブなイメージになるため、ほぼ「濁っている」が回答になることはありません

そのため、「澄んだ・深みのある」を選択するのが〇です。

 

香り

第一印象 開いている
果実・花・植物 ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、干しプラム、ゼラニウム、ローリエ、腐葉土
香辛・芳香・化学物質 乾いた肉、ロースト、コーヒー、カカオ、ナツメグ、シナモン
香りの印象 熟成感が現れている、木樽からのニュアンス

メルロの香りは、色素の濃い果実であるブルーベリーやカシスブラックベリーをまず拾うことができるはずです。

その上で、「乾いた肉」のような「獣」のニュアンスと、コーヒーやカカオのような香りも拾うことができます。

 

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 円(まる)みのある
タンニン分 ヴィロードのような
バランス 豊満な、肉厚な
アルコール やや強め
余韻 長い

味わいの表現は「?」なものも多いですね。酸味における「円みがある」という表現は、酸味が少ないことを意味します。

また、タンニン分における「ヴィロードのような」という表現は、タンニンをやや感じられる際に使われる表現です。

 

このワインの総合評価としては、熟成度が高く、豊か」であり、デカンタージュは事前30分前供出温度は17-20度グラスは大ぶりのものを選択するのが〇です。

このワインは、Amazonや楽天市場、Yahooショッピングでも購入可能です。

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フランス産ピノ・ノワール

フランス産ピノノワール・アメリカジンファンデル
ピノ・ノワール
は、栽培の難易度の高い品種ですが、最適な土壌で育てられると最上のワインになりうる品種でもあります。

冷涼な気候と、水はけの良い石灰質土壌を好むため、フランスのブルゴーニュやシャンパーニュで高品質なワインがつくられています。

私が飲み比べをしたのは、ブルゴーニュのシャブリで生産されている「ドメーヌ エルヴェ・シャルロパン フィサン(2016年)」です。(写真左)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 ルビー、ラズベリーレッド、縁が明るい
濃淡 やや明るい
粘性 やや強い
外観の印象 若い状態を抜けた、成熟度が高い

このワインはフランスのピノ・ノワールなのに、粘性が高いため品種・産地共に言い当てることが難しいです。

グラスを傾けた時のワインの縁が、明るくなっているため「若い状態を抜けた」と判断することができます。(若い状態だと紫色⇒縁が明るい⇒熟成するとオレンジ色になる)

 

香り

第一印象 開いている、チャーミングな、華やかな
果実・花・植物 ラズベリー、ブルーベリー、バラ、スミレ、紅茶、ローリエ
香辛・芳香・化学物質 肉、なめし皮、シナモン、ナツメグ、ヨード
香りの印象 第1アロマが強い、木樽からのニュアンス

ラズベリーやブルーベリーの香りとともに、ピノ・ノワールの特徴である、肉やなめし皮などの獣っぽさも拾うことができます。また、このワインは、ミネラル感も感じられるため「ヨード」として表現することもできます。

 

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライな
酸味 ストレートな
タンニン分 緻密
バランス ふくよかな
アルコール 中程度
余韻 やや長い

ピノ・ノワールはタンニンがそれほど強くない銘柄が多いですが、このワインはタンニンを力強く感じられます。甘みはなくドライで、しっかりとした酸を感じられるふくよかなワインです。

味わいもニューワールドに近いものを感じますが、近年のヨーロッパのワインの中には、ニューワールドののような作り方をするワインも増えてきているそうなので、しっかりと見極める必要があります。

 

このワインの総合評価としては、「エレガントで余韻の長い」ワインであり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

アメリカ産ピノ・ノワール

アメリカ産ピノノワール・日本産マスカットベリーA
アメリカ産ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、「ブルゴーニュ以外では栽培できない」と言われてきましたが、アメリカのカリフォルニアやニュージーランドで栽培に成功し、栽培している地域も増えてきました。

私が飲み比べをしたのは、アメリカ オレゴン州産の「フォリス ピノ・ノワール(2017)」です。(写真右)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 紫がかった、ルビー、縁が明るい
濃淡 明るい
粘性 やや強い
外観の印象 成熟度が高い

ピノ・ノワールは他の赤ワインに比べて、色調が明るく、色も濃くないのが特徴です。そのため、「輝きがある」「明るい」「ルビー色」で表現されることが多いです。

このワインは粘性が高いため、ニューワールドのワインではないかと想像ができます。

 

香り

第一印象 開いている
果実・花・植物 イチゴ、ラズベリー、バラ、ゼラニウム、ドライハーブ、紅茶
香辛・芳香・化学物質 血液、肉、ナツメグ、シナモン、ヨード
香りの印象 若々しい、第一アロマが強い

ピノ・ノワールは、色素の濃くない果実である「イチゴ」や「ラズベリー」の香りが特徴です。また、「血液」と「肉」などの獣のようなニュアンスも大きな特徴になってきます。特に「肉」のニュアンスは若いピノ・ノワールによくあらわれます。

「ヨード」の香りとは?
ヨードは「海藻」や「磯の香り」と言い換えることができます。海に近い畑のブドウから感じることもある香りで、海苔のような香りに感じることもあります。

味わい

アタック やや軽い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 なめらかな、円みのある
タンニン分 溶け込んだ、緻密
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 やや短い

ピノ・ノワールの味わいは、「タンニン分」がそれほど多くないことが特徴になります。「タンニン分」が少ないことを表現するために、溶け込んだ」や「緻密な」という言葉を使います。

 

このワインの総合評価としては、「熟成度が高く、豊か」であり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

デカンタージュの必要性とは?
デカンタージュが必要になる場合はいくつかありますが、その中の一つに「空気に触れさせてタンニンをまろやかにする」という理由があります。ピノ・ノワールはタンニン分が少ないため、デカンタージュは「必要なし」とすることが多いです。

このワインはAmazon、楽天市場、Yahooショッピングで購入可能です。

フランス産シラー

フランス産シラー・スペイン産テンプラリーニョ
シラー」は、フランスのローヌ産が有名で、オーストラリアにも伝えられ「シラーズ」として独自に進化していった品種でもあります。

色が濃くてパワフルでスパイシーなワインでもあり、長期熟成の高級ワインも生み出すことができます。

私が飲み比べをしたのは、ローヌ北部のクローズエルミタージュの「クローズエルミタージュ サンス(2016)」です。(写真右)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 紫がかった、ガーネット
濃淡 やや明るい
粘性 やや強い
外観の印象 若々しい、成熟度が高い

シラーの色調は濃い赤が特徴ですが、このワインはやや明るめでした。アルコール度数が13%でやや強めで粘性も高めのため、外観だけでフランスのシラーと判断するのは難しいです。

 

香り

第一印象 開いている
果実・花・植物 ラズベリー、ブルーベリー、カシス、スミレ、ローリエ、ドライハーブ、土
香辛・芳香・化学物質 肉、ロースト、シナモン、ナツメグ、黒胡椒
香りの印象 第一アロマが強い、木樽からのニュアンス

シラーの香りの最大の特徴は、「黒胡椒」のスパイシーな香りです。

ただ、このワインは果実の香りの方が強く、黒胡椒のはっきりとした香りというよりも、粉末ペッパーのようなニュアンスが近いです。

この香りが拾えるかが、「フランスのシラー」と回答できるかの大きなポイントになってきます。また、シラーは血や肉のような「獣っぽさ」の香りをとることもできます。

スミレの香りとは?
赤ワインで青から紫のニュアンスが感じられるときに使用する表現で、暑くない地域で栽培されたブドウを使ったワインに現れやすい

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 なめらかな
タンニン分 サラサラとした、溶け込んだ
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 やや長い

シラーの味わいの特徴は、「力強さ」です。ジャムのような濃縮感のある果実味と、香りと同じようなスパイシーさを感じることができます。

オーストラリアのシラーズの違いとしては、オーストラリアの温暖な地域で栽培されるシラーズは、フランスのシラーよりも更に濃縮感や粘性があり、黒胡椒の香りもはっきりと感じられることが多いです

このワインの総合評価としては、「成熟度が高く、豊か」であり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

このワインは、Amazon、楽天市場、Yahooショッピングで購入可能です。

オーストラリア産シラーズ

フランス産メルロ・オーストラリア産シラーズ
オーストラリア産
シラーズ。「シラー」はブドウが熟すために、高い気温を必要とするので、温暖な地域で栽培されることが条件となります。

フランスのローヌ地方で伝統的に栽培されていますが、近年ではオーストラリアのシラーズの方が生産量も多く流通されています。

私が飲み比べをしたのは、「ハート アンド ソイル(2015)」です。(写真左)

 

外観

清澄度 澄んだ、深みのある
輝き 輝きのある、落ち着いた
色調 ガーネット、ダークチェリーレッド
濃淡 濃い
粘性 やや強い
外観の印象 濃縮感が強い、成熟度が高い

シラーズも非常に濃い色調で、グラスを傾けても向こう側が見えないくらいの濃さがあります。外観の回答例としては、「メルロ」に近しいです。

赤ワインは色調の薄い「ピノノワール」以外は、外観で判別するのが難しいですね。

 

香り

第一印象 濃縮感のある、深みのある
果実・花・植物 ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、牡丹、スーボア
香辛・芳香・化学物質 黒こしょう、ロースト、カカオ、コーヒー、ヴァニラ
香りの印象 熟成感が現れている、木樽からのニュアンス

シラーズで、最初に拾いたい香りは「黒こしょう」です。

ここで気になるのが、「フランスのシラー」と「オーストラリアのシラーズ」の違いですが、一般的に言われているのは下記の3点です。

  • シラーズの香りは黒こしょう+果実の香りが強い
  • シラーズの方がタンニンが多め
  • シラーズの方がタンニンが多いので酸味を感じにくい

 

味わい

アタック 強い
甘味(アルコール) まろやかな
酸味 円みのある
タンニン分 緻密
バランス 豊満な
アルコール やや強め
余韻 長い

タンニン分における「緻密な」という表現は、「ヴィロードのような」という表現とほぼ一緒です。

タンニンがこなれた触感になってきているときに表現しますが、わかりにくい表現ですね…。

 

このワインの総合評価としては、「熟成度が高く、豊か」であり、デカンタージュは事前30分前供出温度は17-20度グラスは大ぶりのものを選択するのが〇です。

「メルロ」と一緒の総合評価となりました。

アメリカ産ジンファンデル

フランス産ピノノワール・アメリカジンファンデル
ジンファンデル」は、おもにアメリカで栽培されている品種ですが、原産はクロアチアです。

1次試験で勉強しましたが、イタリアのプリミティーヴォと同一品種です。温暖な気候で水はけの良い土地を好みます。また果実が熟すまでに時間のかかる品種でもあります。

私が飲み比べをしたのは、アメリカ カリフォルニア州産の「イントゥ ジンファンデル ロダイ(2016)」です。(写真右) ※ジンファンデルが90%で、残りはカベルネ・ソーヴィニョンとプティ・シラーを使用しています

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 ルビー、ラズベリーレッド
濃淡 やや明るい
粘性 やや強い
外観の印象 若い状態を抜けた、成熟度が高い

外観はピノ・ノワールほど明るくなく、カベルネ・ソーヴィニョンほど濃くもない、中間の色調をしています。粘性が強いためニューワールドのワインであることが想像されます。

 

香り

第一印象 開いている、華やかな
果実・花・植物 ラズベリー、ブルーベリー、バラ、牡丹、ドライハーブ、紅茶
香辛・芳香・化学物質 肉、カカオ、シナモン、ナツメグ、甘草
香りの印象 第一アロマが強い、木樽からのニュアンス

甘やかな香りがするため、日本のマスカットベーリーAと間違えやすいですが、マスカットベーリーAほどはっきりとした「キャンディ香」は感じられません

木樽のニュアンスが感じ取れるため、以前は「ジャムトーストの香りがとれたらジンファンデル」と言われていました。

しかし、最近では青っぽさも感じられることから「抹茶キャンディー」の香りがより「ジンファンデル」を表現するのに近しい香りとも言われています。

牡丹の香りとは?
実際の花の香りではなく、優雅で上品な印象を感じた際に使用する表現です

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ソフトな、まろやかな
酸味 円みのある
タンニン分 緻密、サラサラとした
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 やや長い

ジンファンデルの味わいは、まろやかな甘みがあり、酸味はそれほど強くありません。また、タンニン分もそれほど強くなく、バランスのとれた味わいです。

 

このワインの総合評価としては、「熟成度が高く、豊か」であり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

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スペイン産テンプラニーリョ

フランス産シラー・スペイン産テンプラリーニョ
テンプラニーリョ
は、スペイン原産の品種で、長期熟成の規定があるため、若いワインが出題されることはありません

私が飲み比べをしたのは、リオハで生産されている「アルトス・イベリコス・レゼルヴァ(2012年)」です。(写真左)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 落ち着いた
色調 ガーネット、オレンジがかった
濃淡 やや明るい
粘性 強い
外観の印象 成熟度が高い、やや熟成した

赤ワインは熟成すると色調がオレンジがかってくるため、外観で熟成されたワインであることが判断できます。

熟成されたワインは、濃淡が薄くなってくるので、もともとの濃いタイプの品種が熟成されている可能性があることを覚えておきたいです。

テンプラニーリョは長期熟成が規定されているため、熟成したワインしか触れることはありませんが、若いワインは濃淡の濃いワインなのです。

 

香り

第一印象 華やかな、深みのある
果実・花・植物 ブルーベリー、ブラックベリー、干しプラム、乾燥イチジク、牡丹、ドライハーブ
香辛・芳香・化学物質 乾いた肉、なめし皮、コーヒー、カカオ
香りの印象 熟成度が現れている、木樽からのニュアンス

熟成されたワインであるため、深みのある香りを感じることができます。

果実は色素の濃い果実を選択しますが、濃いワインの特徴である「獣っぽさ」は熟成するとともに、「乾いた印象」に変わるため、「乾いた肉、なめし皮」などを拾うことができます。

 

味わい

アタック やや強い
甘味(アルコール) ドライ
酸味 円みのある
タンニン分 シルキーな
バランス ふくよかな
アルコール やや強め
余韻 長い

テンプラニーリョの味わいの特徴としては、タンニンと酸がしっかりしていることですが、長期熟成により酸味が円くなり、口当たりがなめらかになるところです。

タンニンが歯にしみこむような感じが、スペインやイタリアワインの特徴としてあるため、イタリアワインと間違えやすいのが、テンプラニーリョです。

熟成されているためネッビオーロと間違えやすいですが、ネッビオーロは色調が薄く、アタックも強く力強いワインです。サンジョベーゼにも間違われやすいですが、サンジョベーゼは酸味がより強いのが特徴です。

 

このワインの総合評価としては、「成熟度が高く、豊か」であり、デカンタージュは事前30分前供出温度は17-20度グラスは大ぶりのものを選択するのが〇です。(ゆっくり楽しむワインに大ぶりのグラスを選択します)

日本産マスカット・ベーリーA

アメリカ産ピノノワール・日本産マスカットベリーA
マスカット・ベーリーAは、日本ワインブドウの父である川上善兵衛が開発した、日本独自の品種です。多雨多湿の日本に適した品種でもあります。

私が飲み比べをしたのは、シャトーメルシャンの「穂坂マスカット・ベーリーA(2015)」です。(写真左)

 

外観

清澄度 澄んだ
輝き 輝きのある
色調 ルビー、ラズベリーレッド、縁が明るい
濃淡 やや明るい
粘性 やや軽い
外観の印象 若い状態を抜けた、軽快な

マスカット・ベーリーAの外観は、明るいルビー色をしているためピノ・ノワールによく似ています。

このワインは、ワインを傾けた時の縁が明るいことと、紫色が抜けてきているので、若い状態を抜けたことが判断できます。

 

香り

第一印象 開いている、チャーミングな、華やかな
果実・花・植物 イチゴ、ラズベリー、ブルーベリー、バラ、スミレ、紅茶
香辛・芳香・化学物質 肉、ヴァニラ、シナモン、ナツメグ
香りの印象 熟成感が現れている、木樽からのニュアンス

マスカット・ベーリーAで、まず最初に拾いたい香りは「キャンディ香」です。イチゴキャンディのような甘い香りが大きな特徴となります。

このワインは、オーク樽で24ヶ月熟成されているため、「ヴァニラ」や「ナツメグ」などの樽香も拾うことができます。

 

味わい

アタック やや軽い
甘味(アルコール) ドライな
酸味 爽やかな
タンニン分 ヴィロードのような、シルキーな、溶け込んだ
バランス 流れるような
アルコール やや軽め
余韻 やや短い

マスカット・ベーリーAは、イチゴキャンディー」のような甘い華やかな香りとは違って、味わいは甘みが少なく、ドライで爽やかなのが特徴です。

 

このワインの総合評価としては、「シンプル、フレッシュ感を楽しむ」であり、デカンタージュは必要なし供出温度は17-20度グラスは中庸のものを選択するのが〇です。

まとめ

ワインエキスパートの2次試験を突破するためには、ただワインを飲んでいるだけでも、テキストで勉強するだけでも足りません。

飲んだワインを、テキストに表現されている言葉で、表現できるようになる必要があります。

上記は、あくまで参考なので、2次試験の勉強を本格的にはじめる前の、参考として読んでいただけるとよいなと思います。

 

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この記事は、「ソムリエ協会 2019年度版教本」と「ワインテイスティングの基礎知識 著:久保 將」を参考にしています。

「ワインテイスティングの基礎知識」に関しては、テイスティングについて細分化して説明してあったり、香りの捉え方と、たくさんあるワインの香りの特徴など詳しく説明されているため、とても参考になります。

ワインエキスパートを受験される方の役に立つ参考書です。

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