誰もが知る大手の広告代理店グループで、事務職として働くのってどんな感じ?職場の雰囲気や年収、働きやすさが気になりますよね。
今回は、実際に事務職の社員として、誰もが知る国内最大手・広告代理店グループのIT系企業で4年間働いたことのある私が、リアルな職場の雰囲気や年収、働きやすさをお伝えします。
このブログは、「女性の転職や働き方」をテーマにしています。私はこれまで、派遣社員を中心にさまざまな雇用形態で、多様な業界と職種を経験してきました。
その経験をもとに、1つの会社や働き方に縛られず、もっと自由に、そして賢く仕事を選ぶ楽しさを感じていただけたらうれしいなと思い、この記事を書いています。
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大手広告代理店グループ(G)とは?
これまで様々な業界や企業の特徴をお伝えしてきましたが、今回の記事では、日本を代表する「最大手・広告代理店グループ(G)」のIT系企業で事務職として働くことについてお話しします。
広告代理店といえば、世間一般には華やかで、トレンドの最先端を走るエネルギッシュな業界というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。大元となる親会社は、創業が1901年にまで遡り、現在ではグループ全体の連結従業員数が6万人を超える日本屈指の超巨大企業グループです。
そのグループ会社は国内だけでも50社近くにのぼり、求人サイトを眺めていると、その事務職の募集を見かける機会も多いですよね。そんな大企業の看板があるからこその安心感と、巨大組織だからこその光と影。新しく統一した5つの軸に沿って、実際に中で4年間身を置いてみて分かったリアルを率直にお伝えしていきますね。
【事務職の業務難易度】求められるスキル感
大手の広告代理店グループ、しかもIT系の企業と聞くと、「高い専門スキルやスピード感が求められて、私でも働けるのかな……」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
実際の業務内容としては、一般的な一般事務や営業事務と大きく変わるわけではなく、書類作成やデータ入力、スケジュール調整などがメインです。そのため、基本的なパソコン操作ができれば、職種未経験からでも挑戦しやすい環境といえます。
ただ、業界特有の「スピード感」には少し慣れが必要です。私がいたIT系の職場は日々新しいシステムやサービスが動いていたため、定型化されたルーティンワークを淡々とこなすというよりは、進行状況に合わせた突発的な対応や、臨機応変なサポートが求められる場面が多めでした。正確さはもちろん大切ですが、それ以上に変化を楽しみながら、フットワーク軽くテキパキと仕事をこなしていく能力が求められます。
大企業の洗練されたビジネスの仕組みを間近で支えることができるので、日々の業務の中で自然とマルチタスクの能力や、スマートな仕事の進め方が身についていきますよ。
【働き方のリアル】残業と時間のコントロール度

皆さんが一番気になっているであろう残業についてですが、結論からお伝えすると、やはり全体的に多めのカルチャーでした。私がいたのが進行の早いIT系の企業だったことも影響していると思いますが、定時でサッと帰る人は決して多くはありません。
事務職ですので、自分の担当業務さえ終わっていれば定時で帰ることにルール上の問題はないのですが、周囲の帰宅が遅いため、心理的に少し帰りづらい空気を感じる場面はありました。また、社員である以上、定時を過ぎてから突発的な仕事を依頼されることも日常茶飯事でした。
特に、上の世代の社員の中には「残業をして当たり前」という価値観が根強く残っているケースも見受けられました。かつて私の上司だった人は、休日でも平気で私の個人携帯に仕事の連絡を入れてくるようなタイプだったことも……。会社全体でそういう働き方が許されてきたんだなぁ、ということが肌でとてもよく伝わってきました。
もちろん、全ての部署や人がそういう古い働き方を押し付けてくるわけではありませんが、巨大グループゆえに、そうした文化が一部に色濃く残っているのは事実です。人によっては「少し働きづらいな」と感じる部分かもしれません。
ただ、お休みに関してはとても恵まれていました。同じ部署のメンバー間でスケジュールを事前に調整し合えば、有給休暇は非常に取得しやすい環境です。私の周りの事務職の女性たちは、皆さん比較的自由に、計画的に有給を取得していた印象です。
【職場のカルチャー】世間のイメージとのギャップ
この広告代理店グループと聞くと、なんとなく「THE・体育会系」で派手なイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。私も入社前は、もの凄くハードな労働環境や、毎晩のように繰り広げられる派手な会食・飲み会など、かなりパワフルで忙しい印象を持っていました。また、以前にその親会社の方と接する機会があったのですが、営業職だったせいか、ノリが良くて愛想も抜群な反面、どこか「少し軽い雰囲気の人たちなのかな?」なんて偏見を持っていたこともあります(笑)。
そんな先入観を抱きながらグループ会社に入社したのですが、意外にも、働いている方々は落ち着いた常識的な人ばかりでした。心配していたような激しい「体育会系」のノリを感じることもほとんどありません。社内は活気がありつつも、決して騒がしすぎず、大人の落ち着きが保たれたとても心地よいバランスの雰囲気でした。
社内には親会社から出向している人や、親会社から転籍した人も多くいましたが、その方たちも落ち着いた雰囲気でした。世間が持つ「派手で軽い」というイメージは、おそらく営業系の一部の部署の印象が一人歩きしているだけなのだな、と実際に中に入ってみて初めて分かりました。
【収入と待遇】リアルな相場感
親会社である大手代理店は、言わずと知れた「年収の高い企業ランキング」でも常に上位に入るトップクラスの高給企業です。もちろん、グループ会社がすべて親会社と同じ水準というわけではありませんが、一般的な世間の相場から見ると、給与水準が高い会社が非常に多いのが特徴です。そして、それは「事務職」にもしっかりとあてはまりました。
当時は、私の初年度の年収は約400万円ほどありました。一般的な事務職の平均年収は330万円前後と言われているため、それと比較してもかなり高い水準だと言えます。ここ数年で物価が上がり、今の求人の給料はさらに上昇傾向にありますが、当時の事務職の相場から考えてもかなり恵まれた環境でした。
私が勤めていたのが、業界的にも勢いのあるIT系だったからという理由もありますが、他のグループ会社の求人を見ていても、全体的に事務職の給与ベースは高めに設定されています。
また、大手企業ならではの手厚い福利厚生も大きなメリットです。通常の有給休暇とは別に、うれしい「リフレッシュ休暇」の制度もありました。付与される日数は会社ごとに異なりますが、毎年数日の特別休暇がもらえたり、勤続年数の節目にまとまった長期休暇がもらえたりと、プライベートを大切にしたい女性にとっては非常に魅力的な環境が整っています。大手のグループ企業で働くのは、こうした待遇面や福利厚生のよさが最大のメリットになりますね。
【まとめ】この職場を経験して得られたもの
大手代理店グループのオフィスで過ごした4年間は、私にとって大企業の洗練された仕組みと、圧倒的な資本力の恩恵を肌で感じる、とても貴重な経験となりました。
この職場は、「多少の残業があっても、事務職トップクラスの高い給与水準や手厚い福利厚生をしっかり受け取りたい女性」や、「スピード感のある環境で、スマートに立ち回るスキルを磨きたい女性」に非常におすすめです。
世間からは「派遣や事務職は不安定」なんて言われることもありますが、一社にしがみついて骨を埋めようとするから不安になるのですよね。そうではなく、こうした大手グループの素晴らしい環境や高いお給料、そこで得られるスキルを賢く手に入れて、自分の人生を満喫するための踏み台にしてしまえばいいのです。
大企業の安心感を上手に使いこなしながら、自分の自由な人生をスマートにプロデュースしていく。それこそが、私たちが目指す楽しいキャリア戦略。ですね。
「安定した高いお給料」や「手厚い福利厚生」を賢く手に入れたい女性にとって、大手代理店グループという選択肢は非常に大きなメリットがあります。少し残業があっても、プライベートを充実させる資金や、スマートなキャリアの土台を築きたい方には、ぜひ視野に入れてみてほしい世界です。
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