という悩みを持っている方に向けて、自分に合った仕事の選び方をお伝えしたいと思います。
このブログは、「女性の転職」をテーマにしたブログです。私は様々な雇用形態で、様々な業界と職種を経験してきました。(派遣社員多め)
その経験をもとに、1社にこだわらずに自由に働くこと、仕事を選ぶ楽しさを感じてもらえるとよいなと思い、このブログを書いています。
この記事はこんな方向け
- どのような雇用形態で働こうか悩んでいる女性
- 自分に合った働き方について悩んでいる方
- 様々な雇用形態、業種における女性の働き方を知りたい方
*さまざまなお仕事レビュー記事を下記の記事にまとめています!仕事選びの参考にしてもらえたら幸いです。

自分に合った働き方とは?
いまの時代は多様な働き方があり、「自分に合った働き方って何だろう?」と悩む女性は多いのではないでしょうか。
少なくとも私は、仕事のことでたくさん悩んできました。
女性は特に、結婚や出産というライフステージによって働き方が左右されやすく、その他にも職場の人間関係や恋愛、パワハラやセクハラ問題もあり、一つの会社で働き続けることができないこともあると思います。
私は、正社員で働いたこともありますが、いわゆる「非正規雇用」で働いた期間の方が長いです。その中で、「正社員として働いた方が良いのかな?」と悩むことが多くありました。
しかし私は、
- 女性同士の人間関係が苦手
- 無駄に責任感が強い
- 働くことは好きなので様々な仕事がしてみたい
- 様々な業界も経験してみたい
- 自分の時間も大切なので残業もしたくない
という人間だったため、転職を繰り返し、結果的に正社員・契約社員・派遣社員(アルバイトも経験しています)などの様々な雇用形態で様々な仕事をしてきました。
その時に「やりたい!」と思った仕事に就いてきましたし、最初は自分に合った職場でも時間が経つと自分に合わない職場になることもあり、その際には潔くやめる決断をしてきました。
その時の自分の考えに合った働き方を選択し、たくさんの貴重な経験をしてきたので後悔はしていません。
「自分に合った働き方」を知るためには、「自分を理解する」ことが一番大事なことではないかと思います。
- 働くことが「好き」なのか「嫌い」なのか
- 自分がどういう人間で、どういう働き方ができるのか
- 自分が本当はどんな仕事がしたいのか
- 自分が大事にしたいものは、「仕事」なのか、「趣味や家族との時間」なのか、はたまた「正社員で働いている」という安心感なのか、何よりも「お金」なのか
こういったことを考えて整理すると、おのずと「自分に合った働き方」は見えてくるのではないでしょうか。
それぞれの雇用形態の働き方を考える
自分がどんな働き方がしたいのかを把握したら、どの雇用形態がその働き方に合っているかを考えてみましょう。
「正社員」、「契約社員」、「派遣社員」は、どの働き方も、基本的には週5日のフルタイムで勤務し、社会保険も適用されます。
それ以外の部分で、私が様々な雇用形態で働いてきて実際に感じた、雇用形態による働き方の「メリット」と「デメリット」をお伝えしたいと思います。
正社員で働くメリットとデメリット
「正社員(正規職員)」とは、雇用期間の定めがなくフルタイムで働く労働者です。
私が感じた正社員で働く一番のメリットは、
- 福利厚生が良い
交通費の支給がある
ボーナスの支給がある
退職金がある
財形貯蓄ができる など - 研修が充実している(教育してもらえる)
という点です。事務職でれば、毎月の給与は他の雇用形態とさほど変わりませんが、「福利厚生」が充実しているため、他の雇用形態と比べ「年収」が多くなりやすいです。また会社によっては、住宅手当や、食事手当、旅行補助などがある場合もあります。
そして、正社員は「企業が育ててくれる」というメリットがあります。企業は社員を育てるために莫大な資金を投入しますが、その教育は「正社員」のみが対象となることがほとんどです。
正社員にもデメリットはあります。
- 残業が多く、責任も重い
- 仕事が選べない
事務職であれば、いまの時代はどこの会社にも「派遣社員」と一緒に仕事をしているケースが多いですが、派遣社員は定時になれば帰宅し、ミスしても「責任」は指示をした人間に求められます。
私は、変に責任感が強すぎたり、人に上手に仕事をお願いすることが苦手であったため、残業を背負い、同時に責任も背負い過ぎて疲れ果ててしまいました。
そして、正社員の場合は配属部署が選べません。
事務職といえど部署により仕事内容は大きく変わります。何を扱った事務をするのかを選ぶことができないのです。
私は興味のない仕事で、お金のためだけに、自分の時間を長時間使うのはナンセンスだと思っていました。
私が思う「正社員」としての働き方があっている人
●一つの会社で長く働きたい人
●安定した収入と福利厚生を得たい人
●環境の変化が苦手な人
契約社員で働くメリットとデメリット
「契約社員」とは、雇用期間の定めのある社員のことです。
契約社員の待遇については企業によって大きな差があります。契約社員でもボーナスの支給がある場合もあれば、無い場合もあります。
そのため、メリットとデメリットは勤める企業によって違います。
契約社員は「雇用期間の定めがある」ことが特徴ですが、これは働く人によって、メリットにもデメリットにもなります。
「契約更新期間の上限」もある場合もありますが、更新期間の上限を設けず、定年まで更新できる場合もあります。
契約社員の待遇の良い会社を見つけることができれば、私の一番のおすすめの働き方は「契約社員」です。
私が契約社員で勤めていた会社は、
- ボーナス、交通費の支給がある
- 正社員と比べると残業も少なめ
という給料や福利厚生面では、ほぼ正社員と変わりないのに、残業も強いられない働き方ができました。
退職金がなかったり、財形貯蓄ができなかったり、というような差はありますが、退職金は長く勤めあげない限り大した金額がもらえるわけではないので、重要ではありません。
財形貯蓄の金利は有利ですが、自分で投資先を判断できる力があれば、必ず必要なものではありません。
また、私のいた会社では契約社員は「評価制度」がありませんでした。
頑張っても評価されないですが、目標管理シートを使って自分の目標を四半期ごとに立て、その結果を自己評価をしたり、上司との評価面談をしたりするようなことが苦手な私にとっては、それがとても有り難かったです。
派遣社員で働くメリットとデメリット
「派遣社員」とは、人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先となる別の会社で勤務する働き方です。
給与は派遣会社から支給され、「月給」ではなく「時給」で働きます。私は派遣社員は時間を切り売りする働き方だと思っています。
派遣社員で働くメリットは、たくさんあります。
- 面接(職場見学)は1回で、SPIもない
- 会社が選べる
(大手企業でも簡単に就業できる) - 仕事が選べる
- 残業のあり・なしが選べる
- 人間関係が割り切れる
- 割とすぐ退職できる
勤め先を自由に選べる気軽さと、働き方を自由に選べる柔軟さがあります。
配属部署が事前にわかっているので、どの年代の女性が何人いるか?などの職場環境も事前に知ることができます。
これは、正社員や契約社員で働く場合は難しいことです。
派遣社員のデメリットは、
- 契約期間が決まっているので安定性がない
- 交通費・ボーナスの支給が無い
つまり、お金の面です。しかし、派遣社員はパートやアルバイトに比べ、時給はかなり高めの設定になっています。
時給が1,300円(名古屋の平均)であれば、1300円×8時間×20日=208,000円にもなります。
正社員の事務職のお給料は20万円くらいで、昇給があったとしても年に数千円ほどなので、それほど差はありません。
ボーナスは大きな差ですが、月20万の収入があれば、贅沢はできなくても生きていくことはできます。
私が思う「派遣社員」という働き方があっている人
●自分の時間、趣味の時間を大切にしたい人
●様々な業界で様々な仕事を経験したい人
●働くと、つい無理をしてしまう人
●責任感が強すぎて自分を追い込んでしまう人
●職場の人間関係(特に女性同士)が苦手な人
まとめ
私には、派遣社員という働き方が自分に合っていると判断し、派遣社員として長く働いてきました。
しかし、派遣社員は「不安定な働き方」であると言われ、年齢を重ねると需要が無くなるとも言われています。
しかし、トヨタ自動車の社長でさえ「終身雇用の時代は終わった」と発言している時代です。
「事務職はAIが普及したら無くなってしまう仕事」とも言われています。一つの職場にこだわって働く必要はもうないのではないでしょうか。
これからは、事務職でも様々な職場で様々な仕事をしてきた、経験値の高い人間の方が価値が高くなるのはないでしょうか。
私は30代後半ですが、仕事探しが好きなため、今でもいろいろな会社に応募してみたりもします。正社員の求人でも、書類審査で落とされることも多いですが、書類が通って面接に行けることもあります。
ゼロではないのです。
派遣社員の仕事であれば、30代後半であることや、職歴が多いこともデメリットにはなっていないように感じます。
むしろ「いろいろな経験をしてきているので即戦力になる」という見方をされて、若い頃より採用が決まりやすいとさえ感じています。
「正社員じゃないと…」というような、一般論に縛られず、自分の考えに合った仕事を選び、自信を持って働ける女性が増えると良いなと思っています。
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