転職10回も「武器」になる。転職回数をメリットに変える大人の履歴書

転職10回も「武器」になる。転職回数をメリットに変える大人の履歴書 転職辞典
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「定時で帰れるし残業もないし、いまの派遣という自由な働き方は気に入っている。でも、人生いつ何があるか分からないから、将来的に安定した正社員や、紹介予定派遣を目指すかもしれない…」

そんなふうに、万が一の選択肢として正社員という働き方を視野に入れつつも、「派遣先が変わるたびに履歴書の職歴欄がやばいことになっている」と、転職回数の多さに不安を抱えている女性は多いのではないでしょうか。

このブログは、「女性の転職や自由な働き方」をテーマにしています。私はこれまで、正社員、契約社員、そして派遣社員と、さまざまな雇用形態で多様な業界を経験してきました。

その経験から、この記事を読んでくださる方にお伝えしたいのは、「派遣での転職回数の多さは、伝え方次第で最強のメリットになる」ということです。

「今は派遣で自由に働きたい。でも、紹介予定派遣には興味あるかも…」という方に向けて、派遣経験を即戦力の証明に変える、「履歴書」と「職務経歴書」の書き方をご紹介します。

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まず知っておきたい「紹介予定派遣」と「普通の派遣」の違い

本題に入る前に、前提として知っておいていただきたいことがあります。それは、普通の派遣と「紹介予定派遣」の選考の違いです。

通常の「事務派遣」の場合、法律で事前面接や書類選考が禁止されているため、自分自身で企業向けに履歴書を作成する必要はありません。しかし、「紹介予定派遣」という求人は、派遣期間(最長6ヶ月)の終了後に正社員(または契約社員)へ変わることが前提の仕組みです。

そのため、普通の転職活動と同様に、自分で履歴書や職務経歴書を作成し、しっかりとした企業の書類選考や面接を受ける必要があります。だからこそ、派遣社員であっても「書類の書き方」を知っておくことは、将来の選択肢を広げるための大切な武器になるのです。

「派遣=転職回数が多い」は採用に不利なのか?

「転職回数が多い」ことは、一般的には採用に関して不利だと言われています。

派遣社員をしていると、契約満了を迎えるたびに派遣先が変わります。そのため、紹介予定派遣や正社員に応募する際、履歴書の職歴には原則として派遣先の企業を全て記載しないといけないため、記載する社数が多くなり、「転職回数が多く」見えてしまいがちです。

ネット上の意見を見ていると「派遣社員の経験は転職回数に含まない」という情報もありますが、実際に私は企業の面接に行っても必ず「退職理由」を聞かれるため、採用担当者は派遣の社数も「転職の歴史」として見ていると思った方が良いと思います。

経験社数10社でも、書類通過率は「平均レベル」

私はこれまでの経験社数が10社以上あります。採用担当者が「転職回数が多い」と感じる回数(一般的に3〜5回)をはるかに超えているので、相当な多さです。普通に考えたら、書類審査で一瞬で落とされてもおかしくありません。

しかし、そんな私でも書類審査は3回に1回くらいは通ります。世間の一般的な書類選考の通過率も約30%と言われているので、実は平均とまったく変わらないのです。

つまり、転職回数がやたらと多くても、伝え方次第で確率は平均レベルまで引き上げられます。「転職回数が多い」こと自体は不利ではなく、「伝え方が分からないまま応募すること」が不利なのです。

デメリットを「メリット」に変える書類作成術

勉強イメージ

私は書類審査の通過率を上げるために、書類の書き方を徹底的に考えました。そして、転職回数が多いことを「デメリット」ではなく「即戦力としてのメリット」に変えて応募書類を書くことにしたのです。

そこでここからは、転職を10回以上した私の履歴書と職務経歴書の書き方のポイントをご紹介します。

履歴書:転職回数が多いことは「即戦力の証明」にする

履歴書で何よりも大事なポイントは「志望動機」です。ここに、「転職回数が多いことがどのように今の自分に活かされているのか」そしてそれが「応募している仕事にどのように活かすことができるのか」を明確に書きます。

【営業事務に応募する場合の例文】

  • これまで様々な業界や職種を経験したことを通し、会社の仕組みやお金の流れを理解しています。また、派遣の現場では各社の独自の社内システムをいくつも利用してきたので、新しいシステムへのキャッチアップが非常に早く、即戦力として働くことができます。
  • 今回応募した「営業事務」という職種も3年ほど経験しており、限られた時間の中で多くの作業をこなす能力が身に付きました。貴社にてこの能力を活かして働きたいと思い、応募させていただきました。

【法務事務に応募する場合の例文】

  • これまで様々な業界や企業規模で就業した経験から、企業ごとのコンプライアンス意識や契約業務の重要性を幅広く学んでまいりました。また、派遣社員として各社の独自のルールやシステムに迅速に適応し、機密性の高い文書を正確かつスピーディに処理するスキルを培ってきました。
  • 今回応募した「法務事務」におきましても、これまでの多様な現場で培った柔軟性と正確性を活かし、法務部門の円滑な運営に即戦力として貢献したいと思い、応募させていただきました。

【秘書に応募する場合の例文】

  • これまで様々な業界で多様な部署のサポート業務を経験してきたことで、相手のニーズを先回りして汲み取り、臨機応変に行動する力を培ってまいりました。また、派遣の現場では常に新しい環境や人間関係の中に飛び込んできたため、どのようなタイプの方とも円滑にコミュニケーションを築き、スムーズに業務を進行するサポートスキルには自信があります。
  • これまでの経験で培ったホスピタリティと調整力を活かし、貴社の秘書として多忙な役員や部署の方々をしっかりとバックアップし、組織の発展に貢献したいと思い応募いたしました。

記載する内容は具体的であればあるほど良いので、面倒くさがらずに「過去の経験」と「今回の仕事」がどのように結びつくのか、しっかり考えて書くのがおすすめ。

職務経歴書:「転職回数が多い」からこそ見られる適応力

職務経歴書は非常に重要です。「転職回数が多い」からこそ、各職場で、短期間でどんな仕事を任され、成果を出してきたのか?をしっかり見られます。

  • 履歴書に書いてあることは書かない
    職務経歴書にも資格を書く人がいますが、履歴書にあるので不要です。
  • 10社あっても「2枚」に収める
    職歴が多いとページ数が増えてしまいますが、余白を少なくしたり、文字を少し小さくしたりして工夫しましょう。私も10社以上ありますが、2枚に収めています。
  • 仕事の内容は「明確」で「詳細」に
    「一般事務」という大きな括りではなく、「営業用資料作成・社内外の電話応対・部署内5名の経費精算」というように業務内容がイメージできるように書きます。
  • 自己PRは「適応能力」と「即戦力」を強調
    ここが転職回数のデメリットをメリットとして捉えてもらうための最大の魅せ場です。

【自己PRの文章例】

  • 頼まれた仕事は前向きに楽しみながら取り組み、業務に関する勉強や資格取得も積極的に行ってきました。
  • 様々な業界や職種を転々としてきたからこそ、仕事のキャッチアップが驚くほど早く、どんな新しいシステムや職場環境にも臨機応変に対応できる自信があります。

仕事へ取り組む姿勢と、これまでの経験がどう活きているのかを、自分なりの言葉で表現することが大切。自己PRのアプローチはさまざまなので、以下の切り口で書くのもおすすめ。

【コミュニケーション力・対人スキルをアピールする例文】

  • 派遣社員として様々な社風や年齢層の方々と働いてきた経験から、初対面の人ともすぐに信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションをとるスキルが身に付いています。
  • 与えられた業務をこなすだけでなく、周囲の状況を見て「今、誰が何を必要としているか」を察知し、チーム全体がスムーズに動けるようなサポートを心がけています。

【業務改善・客観的な視点をアピールする例文】

  • 複数の企業で多様な業務フローを経験してきたため、1つのやり方に固執することなく、その会社にとって最適な進め方に柔軟に合わせることができます。
  • また、他社での良い取り組みや効率的なツール使いを知っている強みを活かし、配属先での業務効率化やマニュアル作成などでも即戦力として貢献できると考えております。

【ストレス耐性・メンタルの強さをアピールする例文】

  • 定期的に職場環境が変わる働き方をしてきたことで、新しい環境に対する適応力が高く、想定外の事態が起きても動じずに冷静に対処するメンタルが養われました。
  • どのような状況下でもポジティブに捉え、目の前の仕事に真摯に向き合う姿勢は、貴社の業務においても必ずプラスに働くと自負しております。

書類審査が通れば、あとは明るく面接に行くだけです。基本的には書類に書いた内容を自信を持って答えられればOKです。

一人で書類を作るのが不安なら、派遣に強いエージェントに頼ろう

ここまで履歴書や職務経歴書の書き方をお伝えしてきましたが、「やっぱり自分一人で志望動機をまとめるのは自信がない…」という方もいると思います。

そんな時は、一人で抱え込まずにプロの転職エージェントに「無料の書類添削」をしてもらうのが一番の近道です。

ただ、エージェント選びにはちょっとした注意点があります。実は私、過去に「リクルートエージェント」のような超大手の総合転職エージェントを利用したことがあるのですが、派遣での転職回数が多いせいか、希望する事務のお仕事を全然紹介してもらえず、かなり冷たい対応をされて悲しい思いをした経験があります(笑)。ずっと正社員でバリバリとキャリアを積んできた人向けのエージェントだと、派遣メインの経歴は相手にされにくいというシビアな現実があるのです。

事務職狙い・転職回数多めなら「アデコ」がおすすめ

もしあなたが一般事務を希望していて、派遣の経歴が多いことに不安を感じているなら、私のおすすめは圧倒的にアデコの転職支援サービスです。

アデコをおすすめする最大の理由は、メインの得意分野がまさに「一般事務領域」だからです。普通の派遣の求人部門も持っているため、派遣社員に対する企業側の理解が非常に深く、派遣で様々な現場を経験してきた「適応力」や「幅広いスキル」に寄り添った転職を実現してくれます。

  • 専任コンサルタントが徹底サポート
    今後のキャリアプランの相談から始まり、応募書類の準備から面接対策まで、プロが寄り添って一緒に作り上げてくれます。
  • 平日夜でもオンライン相談が可能
    オンラインでコンサルタントが個別面談を行ってくれるため、今の派遣の仕事を続けながらでも、平日夜に気軽に相談できます。

アデコなら、「転職回数が多いから…」と引け目を感じる必要はまったくありません。いざという時の正社員への切符を手に入れるために、まずはプロに相談してみるのも、大人の賢い選択ですよ。

まとめ:自分の「働き方の歴史」に自信を持とう

「正社員じゃないと…」「長く勤めなきゃ…」という一般論に縛られず、自分の考えに合った働き方を選び、その歴史を履歴書や職務経歴書に落とし込んで伝えることができれば、合格率は上がっていきます。

一番大切なのは、自分の「働き方」に自信を持つことです。「今は派遣で自由に働きたい。でも、いざとなったら正社員や紹介予定派遣も選べる」という保険のような気持ちを持っておくのも、この変化の激しい時代の中では大切ですよね。


「派遣先選びで失敗したくない」「もっと自分らしく働きたい」という方へ。

これまで10社以上を経験し、多くの派遣会社を利用してきた私が、「本当に頼りになる事務系派遣会社」だけを厳選してまとめました。公式サイトには載っていないリアルな本音を大公開しています。

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