「会うたびに職場が変わっている人」、あなたの周りにも、そんな転職回数がやたらと多い人はいませんか?
実は、私自身がまさにそのタイプなんです。
私は大学卒業から現在に至るまで、正社員・契約社員・派遣社員とさまざまな雇用形態を渡り歩き、数多くの業界を経験してきました。40代後半になった今、振り返ってみると転職回数は10回以上(アルバイトなども含めた経験社数で言えば20社以上)になります。
一般的に「転職回数が多い=問題がある人」というネガティブなレッテルを貼られがちな世の中ですが、果たして本当にそうでしょうか?
今回は、数多くの職場を経験してきた私の「リアルな日々」と「周囲の反応」、そして転職を繰り返す中で見つけた「私なりの強み」について、ありのままにお話ししたいと思います。転職回数が多くて将来に不安を感じている方の心が、この記事を読んで少しでもフッと軽くなれば幸いです。
転職回数10回以上、家族や友人のリアルな反応は?
転職回数が10回を超えると、世間体はもちろんですが、一番身近な家族や友人から「いい加減に落ち着いたら?」と呆れられるのではないかと不安になりますよね。
ですが、実際のところ周囲からの反応は、皆さんが想像するよりもずっとフラットで温かいものでした。
家族の反応:「ニートよりはるかに立派」

母の反応
20代前半で正社員を辞め、初めて派遣社員になった時は「大丈夫なの?」と心配されましたが、それっきりです。次々に新しい仕事を見つけて働き続ける娘の姿は、働かないで家にいるよりはずっと逞しく見えたのかもしれません。
父の反応
大手企業で定年まで勤め上げた「昔ながらのお堅いお父さん」です。毎回「なんで辞めたの?」とは尋ねてきますが、私なりの理由をしっかりと伝えると「それなら仕方ないな」と、意外にもすんなり納得してくれています。
夫の反応
結婚当初は、仕事をあっさり辞めてくる私に驚いていましたが、数日後には次の仕事をケロッと見つけてくる姿を見て、「すごいね…」と別の意味で感心されてしまいました。今では私の働き方に何の不満も不安も抱いていないようです。
友人の反応:「またー!?」と「今度は何!?」

久しぶりに友人と会うと、必ず「いま、どこで何の仕事してるの?」という話題になりますよね。
友人の反応は大きく2パターンに分かれます。一つは、「えっ!また仕事変わったの!?」と目を丸くする一般的な反応。もう一つは、「今度はどんな面白そうな仕事なの?」と楽しそうに聞いてくれる反応です。
前者の「またー!?」という感覚こそが世間の正常な反応だと私も理解しているので、ムッとするようなことは全くありません。「あはは、そうなのよ〜」と笑って流して、いつも通りの楽しい時間を過ごします。
後者の友人には、さまざまな業界の裏話や珍しい仕事の体験談を話せるので、会話が尽きることがありません。
いずれにせよ、私の転職回数が多いからといって「ダメな人間だ」と離れていくような友人は一人もいませんでした。
面接官の反応:「ギャップ」で好印象に変わることも
一番気になるのは、やはり「転職活動時の面接官の反応」ですよね。
正直にお伝えします。転職市場において、転職回数が多いことは間違いなく「不利」になります。私の履歴書には大手企業からベンチャーまで数多くの社名が羅列されているため、「すぐに辞めてしまうのでは」というネガティブな第一印象を持たれるのは当然のことです。
「転職回数が多い人は一律NG」という企業は、書類選考の時点で落とします。つまり、面接に呼ばれた時点で、面接官は私の職歴や人間性に「何かしらの興味(あるいは疑問)」を持ってくれている証拠なのです。
面接では必ず「ここまで転職回数が多くなった理由はなんですか?」と少し厳しい質問をされます。そこでオドオドせずに、
- 自分なりのポジティブな転職の理由
- それぞれの職場で真面目に取り組んできたこと
- 過去の多様な経験を活かして、どんな環境でもお役に立てること
これらを自分の言葉で誠実に話します。すると、書類上のネガティブな印象から、「色々な現場を知っていて、実は適応力が高い人なのでは?」という良い意味でのギャップが生まれ、プラスの評価に変わって採用につながることも多いのです。
年齢とお金の不安…それでも仕事は見つかる?

「40代で転職10回以上なんて、もう雇ってくれるところがないんじゃ…?」
そう不安に思うかもしれませんが、私の経験からお答えするなら、「仕事はきっと見つかるから大丈夫だよ」と、優しく背中を押したいです。
ただ、それには一つだけ大切なことがあります。それは、「転職回数が多い自分を、ネガティブに捉えすぎないこと」です。
転職回数が多いからといって卑屈になる必要はありません。「誰よりも多くの現場を見てきた柔軟性」として前向きに受け入れることができれば、より自分に合った仕事に出会うことだって可能です。実際に私は今、無理のない心地よい環境で、自分のペースで働くことができています。
心強い味方となる「資格」が私を守ってくれる
また、私が仕事探しで必要以上に焦らずにいられるのは、「履歴書で自分のスキルを客観的に証明してくれる資格」を持っていることも大きいです。
転職回数が多いという書類上のハンデを、実用的な資格(簿記やFPなど)でカバーすることで、派遣の社内選考や企業との顔合わせの通過率はグッと上がります。
\ 私が仕事に困らない理由 /
転職回数が多いと、お金に困る?
転職回数が多くなると、派遣社員として働く期間も長くなるため、「生涯年収が下がるのでは…」というお金の不安がつきまといますよね。
しかし、様々な現場を経験してきたことを活かせば、自分らしい働き方で安定した収入を得ることも十分可能です。
私はこれまでの幅広い経験から、新しい職場でも比較的早く業務に慣れることができるため、ありがたいことに条件の良いお仕事をご縁あって任せていただけるようになりました。
さらに、こうした自分のリアルな働き方や日々の気づきをブログで発信することで、結果的に事務系の正社員女性の平均年収を上回る収入を得ることができています。一つの会社に縛られなくても、自分らしく生計を立てる方法は、今の時代たくさんあるのだと実感しています。
転職10回以上の経験は、気づけば「私を助けてくれる強み」になっていた

学生時代のアルバイトを含めると、私が経験してきた企業数は20社以上にのぼります。業界も職種も本当にバラバラです。
これだけたくさんの企業で働いていると、良くも悪くも「社会の構造」のようなものが少しずつ見えてくるようになります。
- どんな会社に行っても、仕事の基本の回し方はだいたい同じ
- 理不尽な人もいるけれど、必ず助けてくれる優しい人もいる
- 最新のITツールを駆使する会社もあれば、いまだにFAXとハンコで回っている会社もある
最初は「うわ、この会社はこんなやり方なんだ…」と戸惑っていたことも、経験を積むにつれて「あぁ、このパターンね。じゃあこうやって対応しよう」と、肩の力を抜いて対応できるようになりました。
つまり、「どんな環境に放り込まれても、スッと馴染んでいける『しなやかな適応力』」が、いつの間にか身についていたのです。
この適応力を「自分の個性」として面接で素直に伝えられるようになれば、書類選考の通過率も少しずつ変わってきますよ。
まとめ:雇用形態に縛られず、自由に生きる
転職回数10回以上の私のリアルな実態や、周囲の反応についてお話ししてきました。
世の中には、転職回数が多いことをネガティブに捉える人がたくさんいます。面接で心無い言葉をかけられ、深く落ち込んでしまう日もあるかもしれません。ですが、それはただの「価値観の違い」です。
正社員じゃなくても、派遣社員でも、世の中には本当にたくさんの仕事があり、その一つひとつの経験が確実に自分を育ててくれます。
私はこれまでの転職を通して数え切れないほどの人に出会ってきましたが、ストレスを抱えながらひとつの会社に無理して縛られている人よりも、自分の意思で環境を選び、雇用形態に縛られずに自由に働いている人の方が、ずっと自然体で笑っている人が多いなと感じます。
「どうしても仕事が合わなければ、次を探せばいい」。その身軽さこそが、派遣社員という働き方の良いところです。転職回数に悩むあなたが、少しでも肩の荷を下ろして、自分らしい働き方を見つけられるように応援しています。



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